秋植えの球根の中では一番品種が豊富と言われるチューリップ。
登録されている品種の数は、数千品種にも及び更に毎年のように新しい品種が増えています。
色も姿も様々で、好みのものは必ず見つかるはずです。
チューリップの育て方には少しコツがあり、肥料についてお話します。
「チューリップの追肥の時期はいつがいい?」
チューリップは日当たりの良く、風通しの良い場所で育てます。
生育には日光と適度な水分が必要なことと、寒さが重要です。
チューリップは冬の寒さで花芽が出来るので、必ず寒さを感じさせるようにしてください。
そして、大切なことは水やり。
乾燥にはとても弱く球根が育たなくなります。
土が乾いたところで適度に与えます。
乾燥しないようにとあげ過ぎると今度は湿って腐ってしまいますので、日々の観察で確認してください。
おろそかにしてしまい、一度でも乾燥してしまうと花が咲かない可能性が高くなるので注意しましょう。
地植えの場合は水やりはほとんど必要はありません。
鉢植えのチューリップには追肥をします。
時期は寒くなり、芽が出始めたら液体肥料を10日に1回か1ヵ月に2回ぐらいのペースで与えます。
追肥により生育促進効果があり、より元気に花を咲かせてくれます。
ようやくつぼみが咲いた!
というところで、また改めて水やりに気を付けます。
あと少しのところで乾燥してしまうと、枯れて落ちてしまいます。
最期まで乾燥と湿気には十分注意しましょう。
チューリップの開花期間は約1週間~2週間がピークで短めです。
咲き終わると花びらが開いたままになり、花びらがしわしわになってきます。
こうして咲き終わったら球根に栄養が届くように、花茎の上部花殻を摘み取りましょう。
球根の堀あげは6月頃が最適と言われています。
まとめ
きちんと育て方を覚えて管理すれば、丈夫に育ってくれます。
チューリップにとって乾燥は大敵!
期間が長い分、管理するのも大変ですが咲いたときは達成感で喜びもひとしおです。
達成出来たらまた品種の違うチューリップにチャレンジしても楽しいですね。