ペチュニアドレスアップは、豪華な八重咲きで色が10種類用意されている、タキイ種苗の登録商標商品です。比較的栽培がやさしいといわれている、ペチュニアの中でも、条件が悪くてもうまく八重花が咲きやすい品種といわれています。
今回は、ペチュニアドレスアップの挿し芽や冬越しについて紹介します。
ペチュニアドレスアップの育て方について
ペチュニアドレスアップの挿し芽について
ペチュニアの挿し芽は切り戻しをした枝を使って行うと、無駄なく株を増やすことができます。切り戻しをした茎に花がついていたら、切り落としてください。
茎は比較的太いものを選んで、葉も最小限(2枚程度)残すようにします。残す葉は上の方で、下の方の葉は切り落とすようにしてください。
挿し芽を行う枝を決めたら、切り戻した断面が、はさみで切っただけでは切り口がつぶれている可能性があるので、茎に水分や栄養が行き渡るように少し斜め気味にナイフなどで切り口を作りなおすとよいでしょう。
枝を水にしばらくつけておいて、茎に水を吸わせておきます。その後、水はけのよく、無菌の土をポットに入れておいて、挿し芽をし、半日蔭においておきます。
水はいつもあげる必要はありませんが、あげる時にはいっぱいあげてください。
ペチュニアドレスアップの冬越しについて
ペチュニアドレスアップの冬越しは、親株と挿し芽をした苗とで少しやり方が違います。
親株の場合は、体力もあるのであまり冷え込まない地域であればそのまま冬越しは可能です。ただし、無事冬越しが終わった後には、連作障害の事を考えて土の入れ替えをした方がよいでしょう。
挿し芽をして新たな苗となったペチュニアは、まだ生まれたばかりなので生命力が弱く、暖かい環境で冬越しをさせる必要があります。
しかし、日光に当てすぎはよくないので、時々日光浴をさせながら、少し暗めの所においておくとよいでしょう。
まとめ
ペチュニアドレスアップの挿し芽は初心者でも、さほど難しくないといわれています。挿し芽の基本である、無菌状態で土が乾かないように、日光はなるべくあてないようにすることを守ればきっとうまくいくでしょう。
越冬についてももともとペチュニアは多年草なので、暖かい環境を与えてあげれば、きっとうまくいくでしょう。