ペチュニアは販売されている苗ですら既にいくつか花を咲かせているほどに成長が早く、開花時期には次々とたくさんの花を咲かせてくれます。そんなペチュニアでも、購入して植え替えてから花が咲かない、途中から花が咲かなくなってしまったということがあります。
よほどの原因がなければ全く咲かないということはないので、不良品だったのではないかと思ってしまうこともあるかと思います。
今回はペチュニアの花が咲かない場合に考えられる原因と、途中で咲かなくなってしまった場合も併せて紹介します。
ペチュニアの花が咲かない時に考えられる原因
ペチュニアの花が咲かない原因の大体が、苗が未熟であることです。購入して葉もたくさんついているのに蕾ひとつついていないという場合は、もう少し様子を見てみてください。
苗が花をつけられるくらいに成長したら、どんどん咲き始めます。それでも全く咲く様子がないという場合は、育て方を見直す必要があります。
ペチュニアを植える際、古い用土を使用してしまうと生育不良を起こしなかなか花が咲かないこともあります。なるべく新しい用土を使用しましょう。
また、ペチュニアを複数植えている場合、ペチュニア同士の間隔が狭すぎると土の中で根がからまって水や栄養をうまく吸い上げられなくなってしまいます。そして、水のやりすぎには注意してください。根腐れを起こしてしまいます。
ペチュニアの花を長くたくさん楽しむためには肥料が必須ですが、花が咲く前に肥料を与えすぎると逆に咲かなくなってしまいます。
開花までは肥料を薄くするか、与える頻度を減らしてください。また、肥料にチッソが多いと花より葉ばかり増えてしまいます。配合バランスの良い肥料を使用しましょう。
最初は順調に咲いていたのに途中から咲かなくなってしまった場合は、肥料切れの場合があります。花が咲き始めたら肥料を切らさないようにしましょう。
また、真夏に35度を超えると途端に花が咲かなくなってしまいます。暑い日は日陰に移すなどしてなるべく涼しい環境で育ててください。
まとめ
ペチュニアが開花しない原因は苗が未熟である可能性が第一に考えられます。肥料の与えすぎや水のやりすぎに注意してもうしばらく様子を見てみましょう。また、ペチュニアの苗を植える際には新しい用土にきちんと間隔をあけて植えるようにしましょう。
どちらも生育不良を起こさないために大切です。途中から咲かなくなってしまったペチュニアは肥料切れや猛暑が原因とみられますので、肥料の与え方や育てている場所を見直してください。