パンジーの花言葉は「もの思い」「私を思って」です。パンジーは花の模様が人間の顔に似ていますよね。ディズニー映画の「アリスインワンダーランド」にもパンジーの花が出てきます。本当に人の顔のような描かれ方をしています。花言葉も、パンジーの花が人間の顔に似ている事からつけられました。
しかも、8月になるともの思いにふけるように前に傾いていくという意味も込められています。
そしてビオラ。ビオラはパンジーに似た花ですが、花言葉は全く違います。「信頼」「忠実」「誠実」そして「少女の恋」です。素敵な花言葉ですね。ちなみに、色によって花言葉もそれぞれです。
それでは、パンジーとビオラの違いとはどのような部分にあるのでしょうか。
パンジーとビオラの違いとは?
パンジーとビオラの違いといえば、花の大きさです。大きな花を持っているのがパンジー。小さな見た目をしている花はビオラです。
とはいえ、最近では小さなパンジーもありますし、大きさだけでパンジーとビオラを見分けるのは難しくなってきています。
そして、花付き。花付きが多いのがビオラです。パンジーは花が大きく立派なのが特徴なのですが、その特徴があるために花が咲くのにも時間がかかります。
ビオラの方は途切れる事がないのです。という事は、消費者側からするとビオラの方にどうしても人気が集中してしまう傾向にあります。
花もたくさん咲かせてくれますから、花が好きな方にとってビオラが魅力的に感じるのは当然かもしれませんね。
結果として、品種改良が行われ、パンジーをビオラに近づけさせようとしています。
ビオラの方が人気のある花なので、ビオラに近いパンジーが売れるのは当然の事かもしれませんね。
しかし、パンジーはパンジーで進化もしています。色の黒いパンジーが発売されたり、「貴族のパンジー」という名前でフリル化された品種が流通しているのです。
貴族のパンジーだなんて、なんだか素敵な名前ですよね。それに、フリルが個性的な形をしていたり、色がグラデーションになっていたり。いろいろなパンジーがあるので、見ているだけでも楽しめそうですね。
まとめ
パンジーとビオラは、花自体は似ているのですがビオラの方が今のところは少しだけ人気が高いのですね。どちらかと言えばパンジーという花の方が名前が世に出ているイメージが強いので、少し意外でした。
とは言え、どちらもとても綺麗で素敵な花です。花が好きという方は一度は育ててみても良いかもしれませんね。