バラを鉢植えにして栽培していると、根詰まりを起こすことがあります。そこで、根詰まりとは、どのような状態のことをいうのか、また、根詰まりしてしまう原因は何なのか調べてみました。

バラが根詰まり!どのような症状が出るの?

バラ 根詰まり 症状

そもそもバラの根詰まりとは、どのような状態をいうのでしょうか。バラの根はバラが成長するにつれてどんどん伸びていきます。

しかし、鉢に植えている状態では、根が伸びることのできる範囲が限られてしまいます。根の行き場が無くなると、鉢の中の土の本来ならば水を貯え、空気を通すべき空間にまで根が入り込んでしまうそうです。

そうなると、土は本来の役目を果たせず、根も傷ついてしまうことになってしまいます。最終的には鉢の中の土に収まりきらず、鉢の底から根が出てきたら根詰まりであり、植え替えの時期です。

簡単に根詰まりの状態についてご説明しましたが、少し詳しくお話ししていきます。根詰まりを起すと大きく分けて4つの症状が出るそうです。

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1つめは先程少し触れましたが、鉢の底から根が出てきます。この状態であれば、植替えのサインですので、早めに植替えを行うと良いそうです。

2つめに水を与えても水切りの症状が出る場合があります。この状態は、土の中に入り込み、土が水を貯めることができないため、水を与えても水切りを起こしやすくなるそうです。

3つめは下葉が枯れてくるそうです。根が詰まりすぎて呼吸ができなくなり、ストレスを感じるそうです。このストレスが原因となり、下葉から黄色く変色していき、枯れてしまうそうです。

この他に新芽が小さくなったり、葉の色が悪くなることも、同じ原因から発生する症状のようです。

4つめに水が染み込まなくなってしまうそうです。根が土の粒を潰してしまい、土が粘土状になってしまうそうです。

粘土状になってしまうと、土が乾いている状態で水を与えても吸ってくれなくなり、また、一度水を吸収すると排出しにくくなり、根腐れの原因にもなるそうです。

まとめ

バラが根詰まりを起すと、様々な症状が見られるそうです。しかし、根詰まりに気が付いた時点で、速やかに植替えをおこなってあげることで、回復することが多いそうです。

根詰まりを起す前に、数年に1度の植替えを行うようにすると良いそうです。