ガーデニングを楽しむ方の中でも人気が高いバラですが、みなさんはバラを育てたことがありますでしょうか?結構難しいようなイメージがありますが、品種も多く一季咲きや四季咲きなど季節をまたいで鑑賞できるものもあり、挑戦されている方が増えてきています。確かに、庭やベランダにバラが咲いていたら素敵ですよね。
しかし、そのバラにせっかく蕾がついたのに花の首が曲がってしまい、思うようにまっすぐ成長してくれず、悩んでいる方も多いようです。
そこで、バラの花首が曲がってしまう原因や対策についてご紹介したいと思います。
【バラの花首が曲がるのはどうして?】
鉢植えや直植えで育てている場合に、考えられる原因が温度・湿度の問題です。種類によりますが、バラは主に初夏にかけて開花します。この開花までの期間に、温度の変動が激しかったり、蒸し暑い日が続いていたりすると、ストレスで花首がうなだれるように曲がってしまうことがあるようです。ですので、可能な限り温度の管理が出来る環境に変えてあげた方が良いかもしれません。
また、害虫による影響の可能性もあります。土の中にコガネムシなどの根や葉を食べてしまう幼虫がいた場合、栄養分を奪われて花へ悪影響を及ぼしていることも考えられます。他にも虫やカビなど病気になってしまっていないか、こまめにチェックする必要がありそうです。うどんこ病という病気にかかってしまったバラも、これが原因で花が萎れてないのにうなだれるような恰好になってしまうので注意が必要です。花首に白く粉が吹いているようになっていたら、それはうどんこ病かもしれません。薬剤を使っても大丈夫だという方は、専用の薬剤を吹き付けましょう。他にも重曹や流水で処置することも出来ますので、早めに治してあげましょう。
【まとめ】
せっかく手塩に掛けて育てたバラですから、綺麗に咲かせてあげたいですよね。もし花首が曲がってしまったら、そのバラのある環境になにか問題があるのかも知れません。害虫や病気の影響なのか、温度湿度の問題なのか早く気付いてあげることが大事です。
虫の除去や病気の発見・処置をすることで、まっすぐに花を咲かせてあげられる可能性がありますので、こまめなチェックと手入れを心がけましょう。