ベランダや庭で花を育てている方が増えてきています。ちょっとずつ花を増やして楽しめるガーデニングですが、雑誌やテレビで映ったバラの咲く庭に憧れたことはありませんか?あそこまで豪華でなくても、バラを育ててみたいと鉢植えを購入する方もいらっしゃると思います。しかし、いざ咲かせてみるとバラの色が違う…なんてことが起こっているようです。ちゃんと品種も合っているのに、何故色が変わってしまうのでしょうか。

 そこで、今回はバラの色の変化についてご紹介したいと思います。

バラ 色 変化 

【バラの色が違う?変化してしまう理由は?】

 バラを苗から育てている方は、咲いたバラが想像していた色と違っていたら驚きますよね。確かに写真と実物は違うように見えてしまう事もありますが、淡いピンクを選んだつもりが明るめなオレンジっぽい色だったら、さすがにこれは品種が違うのではと思ってしまいます。また、鉢植えのバラを大事に育てて、次の年も花を咲かせてくれたけど去年と色が変わった…というパターンも見られるようです。同じバラであるはずなのに不思議ですよね。

 この色の変化には、いくつかの原因が考えられます。まずは気温の問題です。つぼみを付けるまでの成長期の間に、気温の変動が激しい日があるとバラの色にも影響を与えると言われています。品種にもよりますが、主に春と秋に咲くバラが多いので、暖かかった日から急に気温が下がってしまったり、逆に寒い日から一気に気温が上がった日が続いたりするとストレスが掛かってしまうようです。

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 そして次に考えられるのが、土や肥料が原因によるものです。与えている土の成分や栄養素、肥料の配分などがそのバラに相応しくない場合があります。バラの為にと、植え替えをする方もいると思いますが、その植え替えが原因であることも考えられるようです。土や肥料の成分の割合が変わることで、バラの色にも影響があるとされています。

 また、稀に鉢の素材によって色が変わってしまう事もあり、鉢に使われている粘土の成分や染料が、花の色を変化させてしまっている可能性もあります。 

【まとめ】

 バラの色が変わってしまう理由には、気温や土・肥料の問題があることが分かりました。環境の変化に過敏なようですので、ストレスの少ない環境でしっかり育ててあげることが色の変化を防ぐ方法かもしれません。鉢植えの場合は、鉢にも気を使ってあげた方が良いでしょう。