球根花の女王と言われるアマリリスは一株あるだけでも十分見応えがある、美しい大輪の花を咲かせてくれます。
アマリリスは19世紀ごろから品種改良され、沢山の品種が存在します。
それぞれ魅力的ですが、育てるうちに、アマリリスの鉢植えからひとつ、2つと芽が出てくることがあります。
小さい鉢植えのスペースでは、窮屈そうで、しかし、株分けしてやりたいけれど、時期が適切かどうか、どうやって分けてやることができるのか、失敗したらと思うと怖くてできませんよね。
そこで、アマリリスの株分けの時期と方法をまとめました。
目次
アマリリスの株分けについて。やり方のまとめ
アマリリスを休眠させようと球根を掘り上げた時に、小さな小芋のような子株がくっついていることがあります。
この、子株を親株と引き離して独立させることで、株分けを行います。
簡単そうですが、親株と子株の根は複雑に絡み合っているので、根を傷つけてしまわないように慎重に行いわなければ傷んで生えてこないこともあります。
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アマリリスの株分け時期について
株分けは休眠時期の作業が最も適しています。
寒くなり始めた10月下旬から水を断ち始め、休眠したアマリリスは、根の部分も土も乾いており、やりやすいでしょう。
また、暖かくなりはじめ、芽が出始めたころに初めて、鉢植えから芽が何箇所からも出ていることで、子株に気付くこともあります。
それから株分けを行うのは良くないように思いますが、慎重に行えばそれからでも間に合います。
だだし、絡まった根をなるべく千切らないように丁寧に解いていきましょう。
また、あまりにも小さい子株は引き離さずに来年まで置いておきましょう。
2.3年に一回行うくらいをお勧めします。
また、カッティングや、鱗片挿しと言って、球根を切ってバラバラにしたものを土に挿しておく事で増やすことも可能ですが、こちらは上級者向けで成功率も低いです。
まとめ
いかがでしたか?
アマリリスの花はチューリップなどと同じように子株をができます。
株分けが成功すれば、花をたくさん楽しむこともできますので、ぜひチャレンジしてみて下さい。