大切に育てているバラがなかなか咲いてくれない、バラを育てているとこういった経験をすることがあります。これは病気?それともたまたま?と心配になりませよね。実はそれはボーリングかもしれないのです。
今回は、ボーリングについてご紹介します。ボーリングとは、蕾が固まって花が咲かない状態になってしまったことを言います。開花が途中で止まってしまうこともあります。このボーリングになる原因はいくつかあるのです。また、ボーリングにならないように対策法もご紹介します。
バラのボーリングの原因とは?
なぜボーリングが起こるのでしょう?実はボーリングになる原因とは、寒さや雨風などで傷んだことが原因でボーリングになると言われています。また、病気にかかっている可能性もあります。
灰カビ病やうどんこ病になっているとボーリングの状態が現れやすいのです。また、水が足りなくてバラに花を咲かせる力が残っていないということもあります。
たっぷり水やりをしているつもりでも、肥料が多すぎていたり、根がダメージを受けている場合はちゃんと水を吸い上げることが出来ません。ボーリングになる原因は様々で、見た目ではわかりにくく、バラの内的要因が多いことがわかりますね。
バラのボーリング対策とは?
ではボーリングにならないための対策とは何をすればいいのでしょう?ボーリングになる原因はバラの内的要因が多いので、普段からバラの様子を観察することで予防できるのです。根っこが元気で水をたっぷりもらっているバラは病気になりにくいですし、強いのです。
ボーリング対策とは特に特別な対策方法はなく、普段からしっかりお世話をして元気なバラを育てることが一番なのです。どうしても心配な場合、鉢植えの場合は雨風の当たらない軒下などに移動してみましょう。
地植えの場合は、雨風や寒さよけとしてバラにビニール袋をかぶせてあげましょう。ただし蒸れやすいので日中ははずしておきましょう。その後、花が咲くことがあるかもしれません。
まとめ
ボーリングになった原因は色々ありますね。ボーリングが現れた時は、病気になってないか弱ってないかなどバラの状態を確認してみましょう。ボーリングになった状態をそのままにしておくと灰カビ病の原因になるので気を付けましょう。