バラと言えば女性が憧れるお花、その可憐な見た目の豪華さが長きにわたって人気なわけですが、そんなバラの花の生育期間に見られる『べと病』について今回は一緒に調べて行きたいと思います!
バラの病気・べと病とは?
まずべと病の症状について見ていきます。
葉に紫褐色、灰褐色の病斑ができるというのがこの「べと病」の主な症状です、葉に病斑がでいると言う点では「黒星病」と似ているのですが黒星病の斑点がやや円形で黒いシミなのに対して、「べと病」はその斑点の形が定まっておらず紫のシミであると言う違いがあります。
またこの「べと病」は新葉に発生するのが特徴です、では『べと病』にかかってしまう原因とは何なのでしょうか?
べと病の原因は「糸状菌」です、湿度が高く風通しが悪い、気温が15度から20度くらいの場所で寒暖差が大きくあり、夜露に濡れている、これらの条件に当てはまると「べと病」が発生します。
湿気と言うのが最大の原因と言うことが分かったのでその対処方法は風通しを良く湿度がこもらないようにしてあげることが最適な環境づくりと言うことになります。
日本では春先は昼と夜の寒暖差が多きかったり、梅雨時期と言うのが存在し湿度がこもりやすくなる季節があります、この「べと病」も春先などに発生しやすいので、風通しを良くし日照時間もある程度設けてあげることが感染を防ぐ方法になります。
しかし残念ながら感染してしまったものについてはどのように治療するのが良いのでしょうか?
暖かくなるにつれその症状は出なくなるのですが、まずは変色が確認された葉は取り除きます、そして他の葉への新たなる感染を防ぐためにエムダイファー水和剤を散布しておくと予防になってよいとされています、そしてその後は必ず風通しの良い場所で栽培しましょう。
まとめ
今回はバラの栽培の際に起こる病気「べと病」についてその原因と対策、予防方法について考えてきました。
日本の季節にはべと病がおこりやすい季節があります、それは寒暖差の多い春先や梅雨時期、湿度が原因なので対策は風通しを良くし湿気を取り除くことであることが分かりましたね。
しっかりと観察をして病気が発覚しても迅速に対応すれば新しく感染してしまうのを防ぐことができますので、湿度の多くなる時期には毎日観察いて様子を見るように心がけましょうね。