一般的なガーデニングの中で、バラを栽培している人は多いと思います。鉢植えにすると庭やスペースをそれほど考えることなく育てることが出来、人気もあります。
しかし、小さいスペースで栽培するから小さければなんでも良いというわけではありません。植物の特性などにより、鉢選びは変わってきます。
今回はバラを栽培するときに選ぶ鉢についてお話します。
バラの鉢の選び方
バラの栽培に適している環境は、日当たりと風通しの良い場所であり、水はけが良いところ。植え付けのときは出来るだけ広く深めに掘ることで、根を早く伸ばすことが出き生長します。
それらを考えても、鉢は深めのものを選ぶのが良いでしょう。大きく成長させたい場合や、鉢を置けるスペースなどによっても考えなくてはなりません。
小さい鉢にも大きい鉢にも良い点・悪い点はあります。
小さい鉢の良い点は、スペースを取らず移動も簡単。
土の乾湿の繰り返しが増えるため、バラの根が育ちやすく株も元気に育ちます。悪い点と言えば、管理の手間が増えること。水も貯えるところが少ない分、水やり回数は多くなります。
大きい鉢の良い点は、この水やりの回数は少なくて済み、比較的管理は楽です。
悪い点は鉢を置くスペースが必要であることと、土の乾湿の繰り返しが減るため、根の成長が遅く株が育つのも遅くなります。
バラの鉢の大きさについて
新苗は5~6号鉢(直径15~18㎝)、大苗は6~8号鉢(直径18~24㎝)。新苗は出来れば6号鉢が良いでしょう。
大苗は8号鉢、根が回っている株のようなら大きくしてあげてください。大きく伸ばしたいバラには10号以上の鉢を使います。
まとめ
一般的にはバラの栽培には、8号以上の鉢を使うのが良いとされることもありますが場所にもよります。大きな鉢を置けるスペースがあるなら、大きいものが良いですが、成長も大きくなることを覚えておいてください。
バラによってはとても濃厚な素晴らしい香りを漂わす種類もあり、色も鮮やかなものが多く豪華です。その成長したときのことも含め、環境を考えて選びましょう。