ダリアは、バラやチューリップと並んで最もバラエティーに富んだ植物です。ダリアには極小輪と呼ばれる3cm位の小さい花から、超巨大輪といった30cmを超える花があり、同じダリアでも随分と印象が違います。また、草丈も50cm以下のものから、150cm以上のものもあります。花の形も様々で、およそ十数種類の咲き方に分類されています。
今回は、ダリアの咲き方の中で小さい咲き方でポンポン咲きと言われている品種について紹介します。
ダリアのポンポン咲きの品種は?
ピンクの可愛い花が咲く!ダリアのポンポン咲き!
ダリアのポンポン咲きとは、花の径が、大体5cm以下の花が咲くものを言います。花びらの先端が丸く、縁が内側に巻き付いています。花全体がボールの様に球状になっています。
ダリアのポンポン咲きでピンクの花が咲く品種は、サックルピンク、福姫、レベッカリン、茜手毬、ベテイアンなどがあります。
また、ポンポン咲きと同じ形で、花の径が大きい物をボール咲きと呼んでいます。ボール咲きの品種で、ピンクの色を付ける品種はとタホマ オデッセイ、いとしこ、マスカット、蛍桜、ふくよか、ミッチャン、オズの魔法使いなどがあります。
可愛い花が咲く!ダリアの赤いポンポン咲き!
花の形が同じで、赤い花が咲くポンポン咲きの種類もあります。品種としては、アリス、玉の光、ラビットアイ、リズモアキャロルなどがあります。
ポンポン咲きではその他にも様々な色の花が咲きます。その他の色の品種としては、ブロンズビューティー、リズモアサンセット、グレンバンクハニカムなどがあります。
赤く咲くもの同じ形で大きさが違うボール咲きの種類は、レッドスター、炎球、マイネティ、ポンポコリン、リズモアキャロル、オレンジェム、シンデレラなどの品種があります。
【まとめ】
ダリアは、18世紀にスペインにもたらされて以来、長年かけて品種改良がおこなわれてきました。ダリアの種類は、今では世界で約3万種類があるといわれています。また、毎年のように新しい品種が出てきています。ダリアは気温の変化などでも、色が変化する種類があるので、鑑賞用の花としてとても人気があります。ダリアは、自分で栽培ができる他、切り花としても楽しむ事ができます。