バラを育てるのは花の好きな人には、憧れの一つではないかと思います。育ててみたいなと思うなら鉢植えなどが手軽です。ちょっとしたコツが分かれば、花もきれいに咲いてくれます。

バラの鉢植えの植え替え

バラ 鉢植え 植え替え

植え替えというと、鉢と鉢に植えられている株の大きさの釣り合いが取れなくなった時とか根っこが鉢底から出てきてしまった時に限ってやるものだという考えがありました。ところが、毎年植え替えをすると株が丈夫になってたくさん花を咲かせてくれるらしいのです。

バラの植え替えの時の注意

注意することがあります。どんな植物にも言えることですが、花が咲いている時や、つぼみがある時は植え替えはしてはいけません。なぜなら栄養が花に回らなくなるからです。

植え替えをすると植物はまず根っこに栄養を回そうとします。根っこは植物の土台ですから、土台をしっかりしないといけないのは当然のことです。

花が付いていると、花にも栄養を回そうとします。そうなると栄養不足になり、根っこも花も中途半端になって株が弱ってくるのです。花の付いていない、バラなら冬に植え替えをするのはそのためです。

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植え替えの時にすること

休眠に入ったバラの鉢から株を引き出すと根っこが鉢いっぱいにのびています。元気な株は土いっぱいに根を張っているので、土を落とすたびにプチプチと細い小さな根が切れます。これは気にしなくても大丈夫です。小さな根は切り取ってもまた伸びてきます。

鉢から株を取り出す前に、剪定を行います。古い枝や枯れた枝を取り除くのです。また繁りすぎたところは日がよく当たるように切り戻してやりましょう。

土は市販のバラの土を使うと便利です。上級者は自分で土を配合して作りますが、その地方や気候に合った土は初心者には難しいでしょう。

植え替えができない鉢には簡単な方法もあります

植え替えができない鉢もありますね。誘因している鉢やら、うごかせない鉢もあります。そんなときはどうするか。簡単な方法があります。土だけを入れ替えるのです。

剪定を済ませた株の周りの土を取って行きます。株の周りは浅く、鉢の近くは深く、思い切り土を取り除きます。大きな根は切らないように気を付けます。

あとはバラの土をいれ、肥料を決められた分量上げればいいでしょう。
毎年植え替えは無理、と言う時にもこの方法で行うと花の付き方も違ってきます。

まとめ

バラは案外簡単に育てられるようです。しかし放りっぱなしではダメですね。子供を育てるように手をかけて、でも手をかけ過ぎないように。植物でも生き物でも、その塩梅が難しいのでしょう。