ジングルベルは冬咲きのクレマチスです。
その名の通りベル型の可愛らしい花が咲くのが特徴です。
今回はジングルベルの育て方についてご紹介します。
冬咲きのクレマチス「ジングルベル」の特徴と育て方
・ジングルベルの特徴
ジングルベルは冬に花を楽しめる品種です。
開花は寒くなってくる10月から2月ごろ。気温があまりにも低いと花が一時休止状態になる場合もあります。
花の色は白色。名前からなんだかホワイトクリスマスの気分になりますね。
大きさは4~5㎝ほど。下を向いたベル咲と呼ばれる花のつけかたをします。
夏場は葉が落ちたあと休眠します。秋になると古いつるから葉を茂らせます。
剪定がほとんど必要ないので育てやすい品種です。
ジングルベルは「シルホサ系」に分類されます。
・ジングルベルの育て方
植え付け…冬にたくさん生長しますので、根詰まりを起こさないためにも購入後は早めに植え付けを行った方が良いでしょう。
場所…日中は日の当たる場所に置いてあげましょう。
耐寒性・耐暑性はどちらも普通ですが、エアコンの風には弱いので当てないようにしましょう。
水やり…土の表面が乾いていたらたっぷり与えます。多湿を嫌うので水やり後はたっぷり陽の光を当ててあげましょう。
肥料…生育期間(葉がついている間)は1~2か月に1回程度液体肥料を与えて株を充実させます。
クレマチス「ジングルベル」は剪定がほとんど必要ない
ジングルベルの剪定は「弱剪定」です。
旧枝咲という古い枝に花をつける咲き方をするので、あまり剪定をしすぎると花が咲かなかったり花数が少なくなってしまったりします。
剪定のしすぎないように注意しましょう。
咲き終わった花は病害虫発生の原因となりますので小まめに取り除きましょう。
夏の休眠期は剪定をする必要がありません。
完全に枯れたような見た目になるのでちょっと見栄えは悪くなりますが、秋になると新しい葉が生えてきます。
秋に新たな葉が生えてきましたら枯れている枝のみを切ってください。
ほとんど剪定の必要がないので管理は楽ですね。
庭植えに向いていると思います
冬のクレマチス「ジングルベル」の植え替え方法
ジングルベルの植え付け、植え替えの時期は10月半ばごろから4月上旬まで。
暖かくなってくると休眠の準備に入りますので植え替えはなるべく寒いうちにしてしまいましょう。
夏場は休眠期の為植え替えをすると弱ってしまうので注意が必要です。
【まとめ】
冬に咲くクレマチスもまた美しく癒されます。
雪の季節に生える「ジングルベル」を是非育ててみてください。