大きくて色鮮やかな花を咲かせてくれて、周りの雰囲気をぱっと輝かせてくれるハイビスカス。お庭で育てたいとお考えの方も多いと思います。
ハイビスカスは、鉢植えでも地植えでも育てることができます。この記事では、ハイビスカスを地植えさせる場合について、最適な時期や環境などについてご紹介いたします。
ハイビスカスの地植えの時期はいつがいい?
ハイビスカスはの地植えを行うのは、気温の高い5月~7月がよいでしょう。日本でハイビスカスを育てる場合、気をつけなければいけないのは気温と湿度です。
ハイビスカスは温かい南国の植物ですので、カラッと温かい気候を好みます。ある程度日当たりが良ければ大丈夫ですが、ジメジメしていて水はけが悪いと、ハイビスカスは調子を崩します。根腐れの下人にもなりますので、花壇の水はけには気をつけなければいけません。
水はけがうまくいかないなら、ある程度土を入れ替える手間をかけてあげましょう。
また、ハイビスカスが耐えられる最低気温は5~6度ですが、元気に過ごすには12度は必要と言われています。夜間に気温が下がる地域は地植えは難しいでしょう。
ハイビスカスを地植えする場合は、花壇に鉢よりも大きな穴を掘り、半分以上の根っこをほぐしてあげて植え付けましょう。植える前に花壇の土を改良して、水はけをよくしておくことを忘れないようにしましょう!
真夏は土が乾きやすく水不足になってしまいますので、夕方の涼しい時間帯にたっぷり水をあげましょう。
気温が高い時期に花が咲きます。花は一日でしぼむので、害虫などがつかないよう、しぼんだお花は摘み取るのがコツです。しぼんだ花を摘むことで、他のつぼみたちに栄養が行きわたりやすくなります。
地植えをしたハイビスカスを冬越しさせたい場合は、植えっぱなしにしていてはいけません。9月の下旬ごろから、気温が下がってしまうまえに掘り上げて鉢に戻します。根を傷めないよう、周りを静かに掘ってあげてください。
地植えをしはじめたばかりよりも根が大きくなっているはずなので、大き目の鉢に植えてあげましょう。
まとめ
今回はハイビスカスの地植えについてご紹介いたしました。庭にたくさんのハイビスカスを植えるのはとても憧れますよね。ぜひ挑戦してみてください。