植物によって「球根」か「種」の違いがありますよね。
種は花のめしべに花粉が付く事でできるのですが、風に飛ばされたり鳥、虫などの手を借りて子孫を増やしていきます。
しかし、球根の場合は動物の手を借りる事はありません。
体の一部と言えるでしょう。
球根は種類も5種類あり、水仙の球根は親球根の脇の部分に新しい球根が育つ仕組みとなっています。
これは、チューリップやヒヤシンスと同じです。
水仙の球根を保管するには?
まず、球根を掘り上げる作業からスタートです。
スコップ、新聞があれば大丈夫です。
葉の根元より少し離すようにしてスコップを垂直に入れます。
ポイントは深めに入れる事です。
そして、持ち上げてください。
ちなみに球根の大きさはバラバラです。
難しいテクニックなんかは必要ありませんので安心してくださいね。
この後、新聞を使用します。
新聞の上で乾燥させるためです。
水仙の球根を保管する方法は、ネットの中に入れてあげる事です。
ビニール袋などは蒸れてしまうので避けてください。
そして涼しい場所に保管してあげてください。
雨の当たらない場所が良いですね。
ちなみに、球根には「アルカロイド」という毒があります。
こちらは中毒症状を引き起こしてしまいます。
見た目はタマネギに似ているので、誤食してしまう方もいますし、注意が必要です。
年間でも数人の方が誤食をしています。
厚生労働省などでも注意を呼び掛けているくらいです。
「まとめ」
球根の保管方法、少しでも伝わりましたでしょうか。
球根を掘り上げる作業は結構楽しいそうです。
確かに、芋ほりのようですし、綺麗に彫り上げる事ができたら嬉しいでしょうね。
私も、このような作業は好きですから気持ちは分かります。
ただし、誤食には本当に気を付けてくださいね。
症状としては下痢や発汗、頭痛、そして嘔吐や悪心です。
悪心というのは吐き気を催してしまう事です。
胸がムカムカする症状です。
もちろんペットにも十分に注意が必要です。
これらの事に気を付けつつ、楽しんで水仙を育ててあげてくださいね。