ポインセチアの葉がポロポロと落ちたり、気がつくとしおれていたりした経験を持っている方もいるのではないでしょうか。メキシコが原産地でクリスマスを彩る植物として有名なことから、暑さや寒さなど環境状況に丈夫なイメージがありますが、ポインセチアはとても繊細な植物なのです。

ここでは、ポインセチアの葉が落ちる、しおれる原因についてみていきましょう。

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【ポインセチアの葉が落ちる原因とは】

せっかく育てたポインセチアの葉が落ちる、これは何とも残念なことで、観賞植物ポインセチアの魅力を損なってしまいますね。葉が落ちる原因としては、低温による生育不良や環境の温度変化などが挙げられます。

 

ポインセチアは寒さに弱い植物です。そのため、10℃以下の温度では休眠状態となり、つぎつぎと下葉が落ちる結果を招くため、少なくとも10℃以上の温度を保つことが必要です。

 

急激な環境温度の変化もポインセチアの葉が落ちる原因のひとつで、屋外から室内へポインセチアの移動時におこります。これは、屋外と室内の温度変化に適応できないためです。

いきなりではなく、徐々に室内の温度環境に慣らせることを心掛けましょう。

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【ポインセチアの葉っぱがしおれる時の注意点】

ポインセチアの葉っぱがしおれる原因には、水分の不足と水の与えすぎが挙げられます。4月~10月までの生育期だけではなく、休眠期にあたる11月~3月の期間も水分の供給が必要です。反対に過度な水分の与えすぎも、またポインセチアの葉っぱがしおれることに結びつきます。

 

加湿状態が続くと根を痛める原因となるため、土の表面が乾いてから水を与えるのがポイントです。くわえて、鉢受けに残った水がそのままでは、加湿になるため必ず捨てるように心掛けます。

 

冷房や暖房の風が直接あたることも避けるべきでしょう。はじめにも触れましたが、ポインセチアは繊細です。カーテンに擦れたキズで変色を起してしまうほどデリケートな植物であることを忘れないようにしましょう。

【まとめ】

ここまで、ポインセチアの葉が落ちる、しおれる原因についてみてきました。低温による生育不良や急激な温度変化、水分の不足、加湿などで、ポインセチアの葉は落ちたりしおれたりします。ポインセチアの葉っぱの状態は健康状態を知らせるバロメーターとして、いつも注意しておくことを心掛けるべきです。