初夏から秋にかけて人々を魅了する花を咲かせるムクゲ。日々

の管理も比較的楽に行えるため街に植えられているのを見かけるのも多いかと思います。今回は、ムクゲの葉っぱの特徴や、見分け方などをお伝えしたいと思います。

ムクゲ 葉 特徴

ムクゲの葉の特徴について

ムクゲの葉は、主に韓国では若葉を食べたり、葉をお茶として飲んだりするようです。ムクゲの花も食べられるのだとか。また、茎の皮から繊維を取って製紙原料にもなるようです。

ムクゲは芙蓉(フヨウまたはハチス)と比べられることが多いかと思うので、フヨウとの違い見分け方を中心に見ていきましょう。ムクゲとフヨウを時期によって区別するのは、どちらもほぼ同じ時期に花が咲くことに加え花の形・色も似ていることから少し難しいです。葉の形からであればしっかりとわかる違いがあるので見分けやすいかと思います。ムクゲの葉の形は、ひし形・楕円形・卵型をしており、厚めで小さく尖っているのが特徴です。葉の縁には、粗いギザギザ(鋸歯)がついており、三本の葉脈が特に目立ちます葉の付け根に丸みがあるのが特徴です。一方フヨウの葉の形は五角形など多角形の形をしていて大きいのが特徴です。大きさは、ムクゲは大体4センチ〜10センチほど、フヨウは10センチ〜20センチほどあるようです。両者は似ているようで比べてみると違いがよくわかります。「これはムクゲか?違う花か?」と思ったら葉を見て区別するのがわかりやすいです。

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見分け方としては、他にもいくつかあります。興味のある方は引き続き読んで見てください。ムクゲとフヨウの決定意的な違いは樹形にあります。ムクゲは多少枝分かれしながらそれぞれの枝をまっすぐ上方向に伸ばしていきながら成長していきます。それに対して、フヨウは細かく枝分かれしながら上方向だけでなく、横方向にも伸びていくために、縦にも横にも広がる樹形になるという特徴があります。

【まとめ】

ムクゲとフヨウの違いを見分けるのは、初心者にとって特に難しいという意見もありますが、葉っぱの形や樹形に注目して見てみると見分けやすくなるようです。自然に生えているものや街に植えられているものを一つずつ確かめてみたりするのも楽しいかもしれませんね。ムクゲの知識を増やして楽しんでいきましょう!