ダリアは比較的育てやすい花と言われますが、何も手入れしていない状態だと病気になったり害虫の被害を受けてしまいます。ダリアのかかりやすい病気とはどのようなものなのでしょうか?
ここではダリアのかかりやすい葉の病気についてご紹介します。
ダリアがかかりやすい葉の病気は?
ダリアがかかりやすい葉の病気にはいくつかあるようです。葉が縮れてしまうウイルス性のモザイク病、灰色のカビのようなものが生え、腐ってしまう灰色カビ病、白い粉をかけたようなうどん粉病、暗褐色の斑紋のできる暗紋病、淡黄緑色や褐色、黒褐色の輪紋斑の出る輪紋病、などがあるようです。
ウイルス性の病気は特に注意が必要です。ウイルス性のものは治すための薬剤などがないため、ひどくなると株ごと引き抜いて焼却処分、などの方法しかなくなってしまうようです。そうならないためにも日々の観察を怠らないようにし、早い段階で病気の処置をするようにしましょう。
枯れた花や葉は放置しておくと病気の原因にもなるので、毎日の観察のときに枯れた花や葉があった場合は取り除くようにしましょう。
葉に異常があっても病気ではないことも?
葉に異常があっても病気にかかっているとは限りません。害虫の中には葉に異常をもたらす種類のものもいます。ダリアが被害を受けやすい害虫としては、ハモグリバエなどがいます。ハモグリバエなどの幼虫は葉の中に潜り込み葉を食害し、白い線のようなものを葉に描くことから、エカキムシとも呼ばれます。
また、葉の裏に寄生するハダニ類も葉焼けなどの原因にもなるようです。これらの害虫は薬剤の散布などで予防することが可能なので、被害が大きくなりそうならば薬剤などの使用を考えてみるのもいいかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか?ここではダリアのかかりやすい葉の病気についてご紹介しました。どの病気も気づかずに放置してしまうとダリアが枯れてしまう事もあるので、毎日観察して異常がないか確認し、病気や害虫の被害を発見したら早めに対策を取るようにしましょう。