ガーベラは色とりどりのお花が売られていて、1本だけでも華やかな雰囲気があります。まっすぐに伸びた長い茎もまた魅力的ですが、とてもデリケートなお花なのです。せっかくお花屋さんで買ってきても、買ってきたときはまっすぐだった茎が、生けたら茎が曲がってお花が下を向いてしまった…なんてことがよくあります。
こんな時に諦めてしまわずに対処することで、またきれいなお花を楽しめるようになるかもしれません。ここではそんなときの対処方法をいくつかご紹介いたします。
ガーベラの茎が曲がる…そんなときの対処方法
ガーベラは茎が曲がりやすく、買ってきてすぐに曲がってしまうことも珍しくありません。しかしきちんと対処することできれいなお花を長く楽しむことができます。
既に曲がってしまった茎をまっすぐにする方法は、まず曲がった茎を新聞紙や包装紙でまっすぐになるように包み、茎の先端を水の中で切り口が斜めになるように切ります。そして暗めの涼しい場所で水をあげておくとまっすぐになるので、包んであるものを外せばまたまっすぐの状態で楽しめます。
また曲がりにくくする方法として、茎を腐らせないことが重要です。ガーベラは湿気に弱く茎が腐りやすいお花で、茎が腐ると吸水がうまくいかずに萎れて茎が曲がってしまいます。腐ってしまった茎は切り落とし、水は切り口から約3㎝のところまでにすると茎が腐りにくくなります。
また雑菌が繁殖すると腐りやすくなるため水をこまめに毎日変えることも大切です。暖かい時期は水に雑菌が繁殖しやすいため特に気を付けて、花瓶を涼しく風通しの良い所に、直射日光の当たるような場所を避けることで水が高温になるのを防ぎ、雑菌が繁殖しないようにできます。
まとめ
せっかく買ってきたガーベラがすぐに曲がってしまったらガッカリですよね。曲がってしまっても諦めずに対処することで、長くお花を楽しめるかもしれません。曲がってしまった茎は新聞紙や包装紙にまっすぐになるように包み、水中で茎の先端を切って茎の吸水性を上げ、暗所で水を与えることでまっすぐにできます。
また茎が腐らないように気を付けることで茎を曲がりにくくできます。ぜひこれらの対処方法を試してガーベラのお花を長く楽しんでください。