ガーベラは苗でも売っていますが、種からも育てることができます。ガーベラを種から育てるのは、種が腐りやすいことからやや難易度が高いですが、コツをつかめば難しくありません。初めて種から育てる場合、いつごろ発芽するのか目安として知りたいですよね。
また難しい種の発芽に成功するよう発芽のコツをご紹介しますので、ぜひ試してみてください。
ガーベラの発芽にかかる日数
ガーベラの種の発芽までは約1週間かかります。発芽の適温は20-25度のため、発芽するまでは室内で管理して温度を調節する必要があります。発芽すると1cmほどの双子葉の葉がでてきます。種をまく時期は年に2度のタイミングがあり、4~5月の春と、10月の秋口が適切です。
種をまいてから4か月ほどで花が咲きます。腐りやすいガーベラの種の発芽を成功させるコツとしては、種を吸水させて芽を出しやすくさせてから土にまくことと、適切な土にまくことです。種は乾燥した休眠状態のため、吸水させなければ発芽しません。そこでいきなり土に埋めるのではなく、吸水させてから土に埋めます。
湿らせたテッシュに挟んで冷蔵庫に1日くらい置いておくと吸水するので、その後にポットにまきます。発芽して葉が4~5枚になるまではポットで育てます。発芽用の土はバーミキュライト、ピートモスなど水はけのよいもの、または種まき用の土を使い、ポットに入れたら水で少し湿らせます。種を一粒ずつ載せて軽く土をかけて、20~25度ほどの日陰におきましょう。
土が乾燥しないように適度に水をやると1週間後くらいには発芽するはずです。
まとめ
ガーベラの種は腐りやすいので発芽がやや難しいですが、コツをつかめば可能です。まずは種を吸水させて発芽する状態にします。その後、水はけのよい土の入ったポットに1粒ずつ種を植えて20~25度くらいの暗所におくと1週間後ほどに双子葉の葉がでてくるはずです。葉が4~5枚になるまではポットで育てましょう。