あやめは、アジサイとならんで日本の初夏を華やかにしてくれるお花のひとつです。この記事では、アヤメの育て方について、植える時期などを調べてまとめました。

ご自宅で栽培される際の参考にしてくださいね。

アヤメを植える時期は?

アヤメ 植える 時期

アヤメは、種から育てると親株よりも劣った花になってしまうという性質があることから、苗から育てることが一般的とされています。苗の植え付けは、3月から7月、9月から11月に行うのが適していると言われています。

12月~2月の寒い季節は植え替えには向きませんので気をつけてください。

まず土作りですが、あやめは水はけと水もちのバランスがよい土を好みます。土質は弱酸性の土がよいでしょう。

鉢植えにする場合は、小粒の赤玉土とピートモスを、8:2の割合で混ぜたものがあやめに向いていると言われています。市販の草花用培養土に、あやめに適しているものもありますので、それを利用してもよいです。

地植えにする場合は、水はけがよすぎるとあやめが水不足になってしまうことがあるので、庭の土に完熟堆肥やピートモスを混ぜておくと、水もちがよくなります。

水やりは、土が乾いたらたっぷりと水をあげてください。常に土が湿っている状態にすると、根腐れを起こす恐れがありますので、水やりは乾いてからでよいです。しかし、極端に乾燥すると株が弱ってしまいますので水切れにも注意してください。

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地植えの場合は、あまり水やりをしなくてもすくすく育ちます。花壇の水持ちが悪い場合は、定期的に水やりをしましょう。

肥料ですが、地植えに植え付けるときは肥料は必要ありません。しかし、毎年9月から10月あたりに、株を太らせるために肥料を忘れず与えるようにしましょう。ゆっくりと効く緩効性の肥料がよいです。

アヤメの植え替えの時期は?

鉢植えは毎年、地植えの場合は2~3年に1回、植え替えをする必要があります。

7月上旬頃が適期で、同時に株分けをすると効率的です。植え替えの手順は、植え付け時と同じでよいです。

まとめ

いかがでしたか?今回は、あやめの植える時期についてご紹介いたしました。株が元気で調子がいい年にやるとうまくいきますよ。