緑色のアジサイを見たことがありますか?赤や青はよく見かけるけれど、緑は中々見かけないので珍しく感じますよね。今回は緑色のアジサイの品種についてご紹介します。

緑色のアジサイの品種

アジサイ 緑 品種 名前

初夏にぴったり。爽やかな緑色のアジサイの品種についていくつかご紹介します。

アナベル
緑色のアジサイの中ではメジャーなもので、名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
咲き始めは淡い緑色で徐々に純白へと色が変化していきます。

アルボレッセンスヘイズスターバースト
八重咲きのアナベルで星型のような可愛らしい花を咲かせます。
淡いグリーンから白色、そして秋色のグリーンへと色の変化を楽しめます。
アナベルの種は秋色を楽しんだ後に剪定ができるので、梅雨時期から秋ごろまで長い期間花を楽しめるのも特徴です。

ファーストグリーン
その名の通り咲きはじめは緑色。次第にローズ系の色になり、秋色アジサイになるころにはまた緑に戻ります。
長崎で作られているようですが、元々はオランダのレッドスターと呼ぶ品種から改良したもののようです。

ライムライト
ライム色がさわやかなアジサイ。ライム色からクリーム色へと色の変化も楽しめます。
ピラミッド状に花が集まって咲くのでボリュームがありゴージャスな見た目をしています。

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緑色のアジサイ。名前不明のものは要注意

美しい緑色のアジサイですが、品種名が不明なものは注意が必要です。

緑花紫陽花(グリーンアジサイ)
葉っぱのような鮮やかなグリーンの花を持つアジサイです。
わざと葉化病という植物の病気にかからせて緑色にしているため、枯れやすく育てるのは上級者向けのようです。
正式な品種名がついていない緑色のアジサイは注意をしておいた方がよいでしょう。
購入をする際は品種登録されているものを選びましょう。

秋色紫陽花
秋色紫陽花は病気ではありませんが、旬のシーズンがおわっているため楽しめる期間が短いです。
所謂紅葉で、花の色が落ちてきて緑がかった色になったものです。
翌年多くの花を咲かせるためには秋色紫陽花になる前に剪定が必要となります。
秋色紫陽花になり、そのまま何もしないままだと翌年小ぶりだったり、咲く花の数が少なくなってしまいます。
アナベルなど、秋色紫陽花を楽しんだ後に剪定を行っても良い品種もあります。

まとめ

野生の紫陽花で葉っぱと同じくらいの濃い緑色の花をつけているものは葉化病の可能性があります。
他の植物に病気がうつることはないようですが、治る事はほぼない病気なので珍しくても挿し木にしない方がよいでしょう。