アンスリウムは観葉植物として植木鉢でます。直射日光に当たりすぎると葉焼けするので、日陰に置くか室内のカーテン越しでお世話します。気温が下がると株が弱るので、15℃程度の温度が確保できる場所が適しています。そして土の湿度が高い状態が続くと、根が腐ってしまいます。
日当たりと気温に気をつけて水のやりすぎにならないようにするとアンスリウムは元気に育ちますが、育てているともう一つ問題が起こります。それは害虫の問題で、アンスリウムは病気になりにくいのですが害虫がつきやすい特徴があります。それは室内で育てていても、よく起こる問題です。
【アンスリウムは室内で育てても虫が付くのはどうして?対策方法はある?】
アンスリウムの苗を購入して育てていると、室内で育てていても虫がつくことがよくあります。室内なのになぜ虫が付くのでしょうか?その原因は次の通りです。
①虫がついているアンスリウムを買った
②虫がついている土をそのまま使った
③虫が寄って来やすい肥料を使っている
④受け皿に水が溜まったままになっている
⑤葉っぱが乾燥している
これらの原因が当てはまると、室内で育てているアンスリウムに虫がつきます。その種類は主にアブラムシ・ハダニ・カイガラムシが多いです。しかし室内では環境が良くないと、コバエやゴキブリも発生するので注意が必要です。虫が発生しないようにするには、次のことを守りましょう。
①虫がついていないアンスリウムを買う:
アンスリウムに虫がついていなくても、土から虫は発生します。卵がたくさん混ざっている土が使われていると、室内で一気に孵化することがあります。
②虫がついていない土に植え替える:
市販の観葉植物用の土に植え替えると、虫がいないので安心です。自分でブレンドすることもでき、通気に富んだピートモス・バーミキュライト・パーライトを1:2:2の割合でブレンドしたものを使います。
③虫がつかない肥料を使う:
コバエが発生しやすい油カスや虫が寄りやすい化成肥料は避け、刺すタイプの液肥を選びます。
④受け皿に水を溜めておかない:
受け皿に水を入れたままにしておくと根腐れを起しますが、虫も寄ってきます。特にゴキブリが増えて行くので水は溜めないですぐに捨てます。
⑤定期的に葉水をする:
乾燥した葉っぱにはアブラムシなどの害虫が寄りやすくなります。
【まとめ】
室内でアンスリウムを育てても、害虫は寄ってきます。
もともと土に卵が混ざっていることはよくあるので、苗を買ったら虫がいない土に植え替えることが重要です。
そして室内でアンスリウムを育てると、コバエやゴキブリまで発生します。
きれいな状態を保って、虫がわかないようにしましょう。