オシロイバナは、夕方の4時ころから咲いてくる花です。次の日の日中にはしぼんでしまうので、一日花とも言われております。夜に咲く花ですので、暗い中で咲き誇っている姿は幻想的であり、色とりどりの花は神秘的にも感じます。

赤や黄色、ピンクといった花を咲かせるオシロイバナですが、いつ頃から見頃を迎えるのでしょうか?

オシロイバナ 花 時期

オシロイバナの咲く見頃の季節は?

オシロイバナの季節は、メインは夏です。ですが、秋頃までその花を咲かせると言われています。見頃は6月の初夏頃から開花を見せ始め、その年の気温にもよりますが、10月いっぱいまでは開花していると言われています。

 

オシロイバナは夕方に咲くと言われておりますが、その理由は「スズメガ」と呼ばれる蛾が夕方に行動を起こす虫だからです。オシロイバナは長いロート状の構造になっております。よって、この「スズメガ」でないと花粉まで届かないので、オシロイバナにとっては必要な虫と言われております。

 

オシロイバナの栽培環境は、基本暑さには強いです。寒さにはやや弱めですが、もとより強い植物ですので、地上の茎や花は枯れても地下の根は残り、冬を越すことができます。

よって、暖かい環境の地域では翌年も芽をだすと言われております。寒い環境の地域では、球根を掘りだし、凍ることがない場所で保管をすることが望ましいとされています。それにより、翌年の暖かくなった時期に植え付けをすることで、生長していきます。ですが、オシロイバナは開花頃より、種を取りこぼすので、種を直接植える方が簡単に栽培できると言われております。

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その他基本的な栽培方法は、乾燥にも強いと言われているオシロイバナですので、強い日差しがある夏なら一日に一度水やりをする程度で良いです。地植えで栽培されている場合には、水やりの必要はありません。

また病害虫などの心配もないと言われていますが、稀に新芽にアブラムシが付く事あります。その他にはナメクジが葉やつぼみを食べたりします。雨上がりや植え替えをした際には点検してあげるのが良いです。

【まとめ】

一つの株からはもちろん、一本の枝から赤や黄色といった2種類の花を咲かせるオシロイバナです。多種な色を咲かせるオシロイバナを、開花時期には夜でも見える場所に置き、生活に彩りを与えてみてはいかがでしょうか。