石川県にある兼六園は日本三名園の一つであり、歴史的文化遺産と言われています。兼六園は江戸時代の加賀歴代藩主より、長い年月をかけて作られ、代表的な庭園とされています。水戸偕楽園、岡山後楽園と並び、四季折々の美しさを見ることができます。

多くの県民はもちろん、世界各国からも観光客が訪れ、その見事な大名庭園で賑わいを見せています。

では、その兼六園でのカキツバタの見頃とはいつ頃なのでしょうか?

カキツバタ 兼六園 時期

兼六園のカキツバタの見頃の時期とは?

寒い冬が終わり、暖かな春風とともに散ってしまった桜の季節が過ぎると、いよいよ新緑が美しい季節になります。この新緑の季節が兼六園の魅力が際立つと言っても過言ではありません。中でも園内では翠滝が一番のポイントとされています。この滝は水量が多く、その荘厳な佇まいと、新緑に囲まれた景色が吸い込まれていくような錯覚を感じてしまいそうになります。

5月というと、緑の景色があたり一面に敷き詰められているようですが、ゴールデンウイーク頃からツツジの花が満開になり、藤も美しい姿を醸し出し始めます。そして、中旬にはカキツバタが紫色の存在をだし、水辺には緑と紫の風景が一段と輝きを見ることができます。力溢れる緑色と、可憐な紫色のカキツバタの花のコントラストは、見る人を和やかな気持ちにさせてくれます。

この兼六園でのオススメスポットとしては、花見橋がカキツバタやツツジなどの季節の花を楽しむ場所として言われています。この花見橋から見る景色は曲水がなんとも綺麗で、より季節の花々が美しく咲き誇っています。

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この兼六園のアクセスは、電車でなら金沢駅より兼六園シャトルバスが毎日運行されております。また、時間も20分間隔となっているので、大変利用しやすいです。

お車でお越しの場合は、富山方面からは約20分、福井方面からは約30分ですが、いずれもICを降りてからは市内中心部を通るので、季節や時間帯によっては混雑も予想されます。また駐車場は、兼六園下近くの兼六駐車場をご利用されることをお勧めします。

【まとめ】

兼六園はライトアップも行われており、様々なイベント事も行われております。イベントにはオーケストラによるコンサートや出店などもあり、観ることだけではなく、聴いたり食べたりと楽しい催しが盛りだくさんです。

園内の美しい曲水に咲き誇る4万本咲くと言われているカキツバタを見に、兼六園を訪れてみてはいかがでしょうか。青系のカキツバタが咲き乱れる様は心を穏やかにさせてくれるかもしれません。