植物を育てていると良くありますが、「もっとこの植物を増やしたい」と思うことがあります。庭や鉢植えで育てている植物は苗や種を買ってきて一から育てる事ができますが、ちょっと面倒だし時間もかかります。しかし今育てている植物を利用して、挿し木をすると一から始める必要が無くお金もかかりません。
今回はガザニアの花をもっと増やしたいと思っている人のために、ガザニアの挿し木の方法や最適な時期をご紹介します。
【ガザニアの挿し木に最適な時期っていつ?】
花を育てていると、同じ花をたくさん増やしたくなることがあります。もちろん種や苗を買ってきて増やすことはできますが、わざわざ買うのもどうかと思うこともあります。
しかし植物の種類によっては今育てている株を利用して、株分けや挿し木で育てることができます。株分けは株を切り分けて増やす方法で、挿し木は植物の茎や葉を土に挿して発根させて新しい株を作る方法です。
ガザニアは挿し木で増やすことができ、特に八重先の品種は種を付けないのでこの方法で増やします。やり方はガザニアの枝を先端の芽の部分から5~10cmの長さの所でカットします。これを育苗ポットに挿して育てますが、葉の数が多ければ下のほうの葉を取り除きます。枝は株元に近いほうが発根しやすく、管理している間はポットの土が乾かないように気をつけます。
ガザニアの苗は寒さに弱いので、挿し木は9月~10月の早めの秋のシーズンが最適です。この頃に挿し木をして発根させれば、寒くなる前に株が育ちます。
【まとめ】
ガザニアの挿し木の方法と、行うのに最適なシーズンについて紹介しました。
ガザニアは夏の日差しや暑さには強いのですが、冬の寒さと多湿にとても弱い植物です。春に挿し木をすることもできますが、株が育たないうちに多湿な梅雨のシーズンが来るのでおすすめできません。
9月頃の早めの秋のシーズンなら、寒い冬が来る前に株をある程度の強さまで育てる事ができます。そして次の春の開花期までに、成長を間に合わせることができます。