春の訪れと共に可憐な花を咲かせるカタクリ。その淡い色合いの花弁を見ているだけで、優しい気持ちとなり心が癒されます。この春の妖精、カタクリを東京都内で見れる名所はどこでしょうか。

ここでは、東京都内でカタクリの花が見れる名所をご紹介します。

カタクリ 名所 東京

【東京都内でおすすめのカタクリの名所】

情緒あふれる和の風情を体感しながらカタクリを見ることができる名所が、東京都日野市にある「京王百草園」です。園の歴史は古く江戸時代からつづく名園として知られています。

大田南畝(おおた なんぽ)や若山 牧水(わかやま ぼくすい)など、多くの歌人、文人に愛された「京王百草園」。多摩丘陵の一角を成し趣のある日本庭園や四季折々の花草に彩られています。

 

このような、日常の生活とは別空間の名所のみどころの一つが春を彩るカタクリの花です。カタクリの花の見頃は4月、この時期の園内にはカタクリをはじめシャクヤクやツツジが園内を飾ります。

 

駐車場がない所が少々残念な点ではありますが、電車とタクシーの利用でアクセスの不便はありません。「京王百草園」までの交通アクセスは、京王線百草園駅下車徒歩10分。もしくは、タクシー利用で聖蹟桜ヶ丘駅・高幡不動駅から約10分です。

 

東京都内随一の大きさを持つカタクリの名所が瑞穂町にある「さやま花多来里の郷」です。都心部からの距離はありますが、20万株以上のカタクリ群生地の光景は圧巻といえるでしょう。また、数万株に1株だけといわれる白色のカタクリが咲いたことでも知られています。

 

花多来里の郷では四季を通じてさまざまな草花を楽しむことできます。カタクリの花が咲き見頃となるのは3月中旬から4月上旬、カタクリ以外にもこの時期の郷では、チゴユリやヤマツツジ、タチツボスミレなどを鑑賞することができます。

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郷までのアクセスは、新宿駅からJR中央線「八王子駅」経由、JR八高線「箱根ケ崎駅」で下車後、徒歩で約15分。車ご利用時には、中央自動車道「八王子インター」より約12キロメートル、圏央道「青梅インター」からは約3.5キロメートルです。

【まとめ】

ここまで、東京都内でカタクリの花が見れる名所を紹介しました。日本庭園など心を和ませる空間にカタクリの花がそよぐ「京王百草園」や広大な群生地にカタクリが咲き誇る「花多来里の郷」など、東京にはカタクリの名所があります。これらカタクリの名所を訪れ、日々の喧騒を忘れてみてはいかかでしょう。