切り花は、植物や花を茎や葉っぱを付けたまま切り取ったものをいいます。花のバランスを考えて花瓶や花器に水を入れて花を挿します。室内に飾ったり仏前や墓前に供えられたりします。また生花とも呼ばれます。鉢植えや、水栽培でよく鑑賞されるヒヤシンスは、切り花にしても華やかで鉢植えなどとは、また違った楽しみ方ができます。香りもよく人気の高い球根の花です。ヒヤシンスが切り花として市場に出回るのは、12月〜3月で、特に、お正月が終わった頃から、たくさん出回り始めます。この人気の高いヒヤシンスを切り花にして長持ちさせるためには、いったいどのようにして管理すれば良いのでしょうか?

ヒヤシンス 切り花 長持ち

ヒヤシンスの切り花を長持ちさせる方法とは!?

ヒヤシンスの茎は、水分が多くお水が使っている部分が多いと茎が傷んでしまいます。花が元気でも、茎が腐ってしまうと茎だけ折れてしまいます。そのため、花瓶の中のお水は、少なく入れるようにします。花瓶の中のお水を少なく入れることを浅水といいます。花が元気で茎だけ腐ることを予防するために、花瓶の水は浅水にするように心がけます。ヒヤシンスは、特に水をよく吸う花です。浅水にしてあるため、すぐにお水が、無くなることがあります。そのために、お水の残量を意識して、確認することが必要になってきます。茎がやわからいヒヤシンスの茎は、滑りが出たり土が付いていたりととてもお水がとても汚れやすい状況にあります。常に清潔なお水をキープできるように花瓶のなかの水を入れ替えるようにします。ヒヤシンスのような球根の花の場合は、冷水に生けると花が長持ちします。涼しく風の当たらない場所に飾るのも、花が長持ちするポイントになります。

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これ以外に、切り花を長持ちさせる方法に、砂糖と酸性成分を花に与えます。そして花瓶を清潔に保つことが必要です。また殺菌剤や漂白剤などを使って細菌の発生を予防します。これからの方法は、ヒヤシンスを長持ちさせる上で、もっとも効果的な方法です。また切り花延命剤なども市販されていて、それらを使用するのも、長持ちさせる方法になります。

【まとめ】

切り花は、ポイントを掴んで正しくお世話をすれば1週間は、綺麗な状態のまま楽しむことができます。また、ヒヤシンスは茎がみずみずしく空洞があるといった特徴のある茎です。少しずつ茎をカットしたり、茎の腐敗の予防のために浅水にすることで、切り花のヒヤシンスを、長く楽しむことが可能になります。