カンナ オーストラリアは、花を咲かせて生長すると根元から花まで2mにもなるほど大きく育ちます。花もさることながら葉っぱも大柄で力強さがあり、真夏には圧倒されるようなグラマラスな花に生長します。

そこで、そカンナ オーストラリアの苗の植え方から、育て方についてご紹介します。

 

カンナ オーストラリアの苗の植え方は?

カンナ オーストラリア 育て方

カンナ オーストラリアの苗の植える場合、適している鉢植えの大きさは、8号から10号の鉢植えです。20cmから30cmの深さがある鉢植えを用意します。土は、市販されている草花用培養土を使ってもいいですが、土づくりをして用意するなら、鉢植えに、赤玉土小粒5に対して、腐葉土が4で堆肥1の割合を混入させた土。もしくは、赤玉土小粒6に対して、腐葉土が4の割合の土を作ります。そこに、元肥として緩効性肥料もしっかり混ぜておきます。

カンナ オーストラリアンの苗の植え方は、用意した土の中に、鉢植えなら4cmから5cm程度の深さに植えます。地植えならば、5cmから6cmの深さで植えてください。カンナは、地表の近くに分布する花なので深植えはしないように注意しましょう。カンナは、酸素(空気)を必要とする植物なので、あまり深い植え方をすると、酸素を取り込めず生長不良になります。

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カンナ オーストラリアの花の上手な育て方は?

カンナは、熱帯性の植物なので太陽の光を好み、反対に寒さには弱く乾燥に弱い性質があります。このようなカンナの性質から、カンナ オーストラリアの育て方は、必ず日差しが良くあたる場所で育てるようにしてください。

カンナは、真夏の直射日光ほどよく生育するので、葉焼けなどは起こしません。水を与える場合は、土の表面がしっかり乾燥してきたタイミングで、たっぷりと水を与えます。地植えのカンナについては、土がよっぽど乾燥しなければ与える必要はありません。目安としては、空気が乾燥する日が続くようなら水を与える考え方で大丈夫です。

本来、カンナ オーストラリアには、特別に肥料を与える必要はなく、日光と水やりが適していれば次から次へと花を咲かせて生育していきます。ただ、肥料切れを起こすと花が長続きしないので、花を長く楽しむには肥料を与える必要があります。肥料は、置肥を7月上旬ごろに化成肥料を株元に与えます。そして、月2回ほど水を与える代わりに液肥を与えると、花が途絶えることなく咲かせ続けます。

 

まとめ

鉢植えでも地植えでも、日が当たる場所で管理することに変わりはありません。太陽を栄養分にして生育するようなカンナ オーストラリアなので、日当たりを意識して管理しましょう。では、カンナ オーストラリアの苗の植え方と育て方について復習しておきます。

□カンナ オーストラリアの苗の植え方

・適している鉢植えは、8号から10号の鉢植え

・土は、赤玉土小粒5、腐葉土が4、堆肥1の土か、赤玉土小粒6、腐葉土が4の割合の土

・鉢植えなら4cmから5cm、地植えならば、5cmから6cmの深さに植える

・で深植えはしないように注意

□カンナ オーストラリアの育て方

・必ず日差しが良くあたる場所で育てる

・土の表面がしっかり乾燥してきたタイミングで水やり

・地植えは、よっぽどの乾燥でなければ水やりの必要なし。

・花を長続きさせるには、置肥を7月上旬ごろに、月2回ほど水を与える代わりに液肥を与える

カンナ オーストラリアは、ヨーロッパでは人気の品種ですが、日本ではあまり流通がされていないので貴重です。カンナ オーストラリアを上手に育てて次の年へとつないでいきましょう。