カタバミの学名であるオキザリスという名前をもつ花があります。外国から日本に園芸用に持ち込まれたカタバミの仲間です。落ち込まれたのは江戸時代後期以降から第二次世界大戦後まで様々なカタバミが持ち込まれました。

そして、その花達は野生化し、日本に帰化種として広まりました。その花と区別する為に、どこにでも、例えばコンクリートのわずかな隙間でも懸命に生きている誰も見向きもしない、黄色い花の雑草をカタバミと呼び、美しい花を咲かせるカタバミをオキザリスと名付けています。

カタバミ科カタバミ属の同じ仲間なのですが、オキザリスは園芸用に人気を得ています。現在日本で流通している花のきれいなカタバミはすべてオキザリスと呼ばれます。

そんなオキザリスの種の販売についてご説明いたします。

カタバミの種の販売

カタバミ 種 販売

雑草と呼ばれる黄色い花をつけるカタバミは、花をつけるとすぐにロケットのような形の果実になります。そしてそこから種を飛ばして繁殖を繰り返します。

しかし、鑑賞用のカタバミ、つまりオキザリスは、私たちが観賞用に育てる場合、種から育てることはしません。

そのほとんどは、地下に養分を蓄積して球状、芋状になった球根を植える事で繁殖させます。その為、オキザリスは種の販売はほとんどしておりません。

種というよりは球根を購入し、花を育てる事になります。オキザリスの種類は様々あり、球根を購入する時期も異なります。

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それは春に植える品種と、秋に植える品種があるからです。春は3~4月に植えます。秋は9~10月に植えます。

ポイントは鉢植えに植えるのがおすすめです。冬の間凍らないようにする事が容易になるからです。

球根の価格の相場は10球から100球までセット価格になっていて、300円から700円程度です。

人気のある種類は、20球で500円程度はしますが、珍しくないものは500球で500円程度なものもあり、値段は人気によって違いがあります。

球根は比較的、時期に関係なくいつでも購入可能です。

まとめ

美しい花を咲かせるオキザリスは、寄せ植えに最適です。少し大きめの植木鉢に、色とりどりの花を咲かせてみてはいかがでしょうか。飼育も他の花に比べると、格段に育てやすいのがカタバミ(オキザリス)です。