アルストロメリアは、日本国内では切花として人気の高い植物です。日本には明治から大正のあたりに輸入され、切花にしても長持ちすることから定着しました。品種改良も進んでいるので今や日本の環境に適応した品種も多く存在しガーデニングなどでもよく見ることができます。

基本的には育てるのが一番簡単なため球根や苗から栽培する方がほとんどです。それではアルストロメリアの切り花から種を取れたりするのでしょうか?

アルストロメリアの切り花から栽培できる?

アルストロメリア 切り花 種

アルストロメリアは残念ながら切り花からは育てることができません。種、苗、球根から育てることができます。しかし切花から取れる種を利用して栽培することは可能です。

球根植物なので、ホームセンターや花屋さんなどに多く球根や株が流通しているので球根や株から育てるのが楽ではありますが、種を採取して植え付けを行えば種からも栽培できます。

それではどのように切り花から種を取り出し育てるのでしょうか?

アルストロメリアの切り花から種を取り出す方法

切り花の鮮度を保ちながら飾ることができるのは、大体1週間が目安と言われています。切り花が十分に元気であれば枯れた後に花の茎の部分が膨らみます。

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花の持つ生命力はもちろん、室温や置かれる環境で花の持ちが左右されます。できる限り長持ちさせたいという場合は多湿の状態であると水が腐りやすくアルストロメリアも湿気に弱いので風の通る場所に置くことを心がけて、花瓶の水をこまめに替えて切り花が清潔な環境を維持できるようにしてあげてください。

また、アルストロメリアの花が種を付けるにはエネルギーが必要なため、水に延命剤を入れてあげると良いです。

出来た種は9月くらいに種まきをすることでアルストロメリアがまた育ちます。しかし、同じ色のアルストロメリアが咲くとは限りませんし、花が咲くのに数年掛かることもあります。

まとめ

アルストロメリアは切り花からの栽培についてがいかがでしたでしょうか?

下記まとめます。

・アルストロメリアは切り花からは育てることができない

・切花から取れる種を利用して栽培することが可能

種から育ててみるのもいいですね。是非チャレンジしてみてください。