桔梗は紫色の花が落ち着いた雰囲気で、和の庭によく合いますよね。
東南アジアの分布する植物なので、日本でも昔から馴染みの深い花です。
苗物も販売されていますが、種から増やすのも庭造りの醍醐味ですよ!!
今回は桔梗を種から育てる方法と、栽培に一番適している時期についてご紹介しますね。
桔梗栽培は種まきで増やそう
桔梗は生育が良く、日当たりさえ良ければどんな場所でもよく育つ花です。
しかも花が終わった後のこぼれ種から、どんどん増えるくらい元気ですよ。
耐寒性の多年草植物なので、すごく丈夫ですね。
では、桔梗の種から育てる手順を簡単にまとめてみました。
・種まきに使用する土は、手軽に済ませたいならば市販の「種まき培土」でも良いです。
もし自分で用意する場合は、「小粒の赤玉土」か「赤玉土・バーミキュライト・ピートモスを1:1:1の割合で配合したもの」を使います。
・用土を育苗箱にいれ、種を5~6粒蒔きます。
桔梗の種は好光性種子なので、上からかける土は薄めにしましょう。
・種まき後は日当たりの良い場所で、発芽するまでは用土が乾燥しないように霧吹き等で水を。
桔梗の発芽適温は15度なので、できるだけそれに近い温度になるよう管理します。
土が1度でも乾燥してしまうと上手く発芽しませんので、サランラップで覆うと水分の蒸発を防ぎ温度も上がるので良いです。
・標準発芽日数は約15日ほどです。
発芽したら、元気の良いものを2~3本残し後は間引きます。
残した苗の本葉が2~3枚になったらポットへ、ポットの苗の本葉が5~6枚に成長したら鉢やプランターに植え替えていきます。
庭に植えるなら、この時に風通しと日当たりの良い場所に地植えにしましょう。
・後は桔梗の育て方を参考にしてもらって大丈夫です。
※種から育てた場合は、最初の年は花があまり咲きませんが翌年からはどんどん成長します。
キキョウの種まき時期はいつ頃?
桔梗の種をいつ蒔くのかですが、春3月上旬~6月下旬と、秋9月上旬~10月下旬の2回が種蒔き時期として適期と言われています。
秋まきしても育ちますが、寒さの厳しい時期は霜に注意してマルチング等で対策してくださいね。
いくら耐寒性のある宿根草とはいえ、地面や鉢が凍結してしまうと根がダメージを受け枯れてしまうこともあります。
まとめ
桔梗は種からでも十分の育ち、丈夫な草花です。
しかも風水では仕事運をアップする花として知られているようですよ。
運気を取り込む役割を果たしてくれるので、種から増やしてみるのはいかがでしょうか!!