日本では柄物として重宝される傾向にある斑入り葉ですが、チューリップも斑入りする品種があります。人気の斑入り葉チューリップについて、斑入りの原因、メリット、特徴等を交え、紹介します。

チューリップ 葉 斑入り

斑入り葉のチューリップとは?人気の品種を紹介

斑入りと聞いて、すぐ分かる人はガーデニング経験者、もしくは上級者だと思います。植物を育てた経験がなければ、斑入りなる言葉を正しく読むこともできないかもしれません。

斑入りは、ふいりと読みます。まだらと書いて“ふ”と読ませますが、まだらいりと聞けば、何となく想像できるのではないでしょうか。

ピンとこない人は、こちらの動画を参考にされてください。

 

では、斑入りになる原因についてですが、一般的にはクロロフィルが何らかの原因によって部分的に欠乏することによって発生すると言われますが、植物がもともともっていた性質だった場合は、表皮細胞が内部にある細胞のとの間に空気層ができることによって発生するとされております。

 

では、その斑入り葉のチューリップの品種を紹介します。

まず、もっとも人気のある品種は、ハッピーアップスターの斑入り葉品種です。こちらはクリーム色とアプリコットの色が可愛い、ボリューム感が魅力の八重咲きチューリップになり、葉には、クリーム、ピンクの斑が入っております。

柔らかい色合いのチューリップは、オランダから届いた希少品種であり、女性に喜ばれる要素をすべて兼ね備えたチューリップと言っても過言ではありません。

 

続いて、女性に大人気のエルセンブルグの斑入り葉品種になります。白の斑が入った葉をもった、薄いピンクから濃いピンクのグラデーションがキレイなパロット咲きのチューリップになります。プレゼント用に、切り花にしてもらってもOKです。

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最後は、可愛い姿が人気のシンフォニーの斑入り葉品種です。フリル状の葉にクリーム色の斑が入るピンクのチューリップは、花が咲く前から葉に斑が入り、時期ごとに色の移り変わりを楽しめる希少品種となっております。

まとめ

斑入り葉は、その模様の形状から、覆輪・切斑・掃込・虎斑・条斑に分けられます。

葉の淵に模様が出るもの、葉の中央から先端にかけて幾筋もの柄が出るもの、葉の脈に対して平行に変色するもの等、様々です。

ちなみに、斑入り葉をもつ植物としてはポトスやホスタが有名ですが、そのほかにも、テイカカズラの斑入り種、斑入りコデマリ(ピンクアイス)、斑入りヤマボウシ(ウルフアイ)、斑入りツルニチニチソウ、斑入りバラ(ヘルシューレン)等があります。