紅花は、キク科ベニバナ属に分類される植物です。
意外と強い植物なので初心者の人にも育てやすいことから人気のようです。
古くから世界中で栽培され、日本にも奈良時代に中国からシルクロードを経てやってきたと言われています。
昔から口紅や染料に使用するために栽培されていました。
今でも山形県を中心に栽培されているようです。そんな紅花はいつ咲くのでしょうか?
それでは今回は、紅花の咲く時期や収穫時期についてご紹介します!
紅花の咲く時期と見頃は!?
紅花は春から夏の間にかけて花を咲かせ、6月下旬から7月上旬が見頃と言われています。
7月下旬頃には花が終わってしまうそうですが、まだ咲いているところもあるようです。
紅花の咲き始めは、黄色ですが徐々にオレンジ色、紅色と変色するのが特徴の植物です。
紅花の収穫時期は!?
乱花の場合は花の上が黄色、下の方がまだ紅色にならない満開に近いころに収穫するとよいそうです。
紅餅を作る際には、紅花の花びらの下の方が紅色に変わり始めたころがいいそうです。
開花して5~6日後が目安となります。
花びらが垂れてくると収穫しにくくなるので、その前に摘み取ることをおすすめします。
花びらがべたっとなると色も黒ずんでしまいます。
紅花には種類があり、最上川流域で作られている「最上紅花」という葉に鋭いとげがあり花が小さめの紅花、品質改良によって作られとげがなく葉がまるいのが特徴の「とげなし紅花」、この紅花は染料には向かず切り花に利用されているようです。
その他には、「しろ紅花」というものがあります。
クリーム色をしており、突然変異によって誕生した紅花のようです。
開花時期は身が最上紅花よりもやや遅く、小さな花を沢山咲かせるのが特徴の紅花です。
まとめ
今回は、紅花の咲く時期や収穫時期などについてご紹介しました。
紅花は、春から夏の間に咲き始めて6月下旬から7月上旬が見頃のようです。
7月下旬になっても咲いているところもありますが、この時期にはほぼ終わっているそうです。
紅花は、咲き始めは黄色ですがオレンジ色に変わりその後は紅色に変化します。
乱花の場合は、満開に近い頃に収穫し、紅餅を作る際には紅花の花の下の方が紅色に変化し始めている頃が収穫の目安のようです。