春から秋にかけてオレンジや黄色の花が陽の光に照らされて眩しいばかりのマリーゴールド。庭先やプランターなどに、たくさん花を咲かせていた花も少しずつその数を減らしてきています。
再び増やすために挿し木を行います。では、挿し木をする時期や方法を見ていきましょう。
マリーゴールドの挿し木のやり方、増やす方法とは?
マリーゴールドの花を増やす方法は、2つあります。咲き終わった花から採れる種と、挿し木になります。ここでは、挿し木での増やし方について見ていきます。
まず、挿し木用の土を準備します。それは清潔な土でなくてはいけません。その土を入れる箱と鉢を用意します。挿し木用の土を箱に8分目くらいまで入れ、土はよく湿らせておきます。
それから挿し穂の準備をします。大きく育った元気な若い枝を選定して用意します。長さは10cm以内くらいで切ります。
この時、茎や葉をよく観察して病気や害虫などの被害に遭っていないかを確認しましょう。
枝の先端を斜めにカットし30分~1時間ほど水に浸けておきます。斜めにカットすると発根は早いが、根は少なめになります。
また、水平にカットすれば、発根は遅いが、たくさん根が出てきます。これらを踏まえて、枝の先端は好みでカットしましょう。
土に2cmくらいの穴を指や棒などで開けていきます。先ほどの枝をその穴に挿し込みます。土を乾かさない様にこまめに水やりをし、日陰で管理します。
根が出てきたら日当たりの良い場所へ移動しましょう。本葉が2~4枚ほど出てきたら今よりひと回り大きな鉢へ植え替えします。
マリーゴールドの挿し木を行う最適な時期はいつ頃?
マリーゴールドは湿気の多い梅雨の頃が挿し木の作業を行うのに最適です。4月下旬~6月くらいに行ないましょう。マリーゴールドの夏挿しは、乾燥させないよう気をつけましょう。
まとめ
ここまで、マリーゴールドの挿し木の方法や、その時期について見てきました。挿し木をする上で重要なポイントとは、清潔な土を使うこと。挿し木の先端に切り込みを入れること。
水やりは適切に行うことなど。これらを充分理解して、たくさん増やして行きましょう。