ツツジとは、日本では初夏のころに低木に咲き乱れる花としてとてもメジャーです。
この季節になると、道路脇や民家の庭に、ツツジが咲く姿を見かけることがあるでしょう。
大切に育てているお花でも時には病気になっていますことがあります。
この記事では、ツツジがかかってしまう恐れのある病気「もち病」について調べたことをまとめました。
【ツツジのもち病の対策は?】
持ち病とは、ツバキ類やツツジ類だけに発生する珍しい病気です。特に春に多く発生する病気で、葉っぱや新芽などが被害に遭います。
発病してしまうと、ツツジの葉っぱが本来の何倍もの厚さに肥大してよく目立ちます。
症状によっては、葉っぱの一部分だけがもちのような形にふくらむ姿が見られることがあり、そのことから「もち病」と名付けられたと考えられます。
初期症状としては、葉っぱや新芽などの一部分に、淡い緑色のふくらみが出来ます。しかし、進行してしまうと、白い粉を生じてしまうことがあります。
気付かずに放っておくと葉や芽などが枯れて生育が悪くなってしまいます。
原因は、春の雨などによる湿気や過剰な水分によって、カビが感染してしまっていることと考えられます。また、日照不足などによってそのカビに対抗する元気を蓄えられていないという恐れもあります。
予防するには、日当たりがよく乾燥している所で育てて上げることです。ツツジは乾燥しているところを好みます。
【ツツジがもち病になった時の薬は?】
もち病を発見したら、その発病した部分を早めに切り落としてしまうことが大切です。
切り落とした葉っぱは地中に植えるかゴミとして処分してください。
これを徹底して行えば、1~2年でほぼ発生がなくなるまで駆除することができます。
もち病の対策ができる薬も存在しますが、新芽が展開する時期に適用のある薬剤を散布するなど、時期に工夫が必要です。
まとめ
いかがでしたか?今回はツツジがかかる病気、もち病についてご紹介いたしました。大切に育てているツツジが病気になると悲しいですよね。ツツジは大きく育てている方も多いと思いますので、細かく観察して、早期発見をこころがけましょう!