球根植物でもっとも親しまれているのは、童謡でもよく歌われているチューリップです。咲き終わったチューリップはそのまま鉢に植えっぱなしにせずに、球根を掘り上げます。同じ球根植物のオキザリスも花の咲き終わりには、掘り上げて保管をしておきます。こちらでは、オキザリスの掘り上げのやり方と、方法やコツについてご紹介します。

オキザリス 球根 掘り上げ

オキザリスの球根の掘り上げ方法は?

オキザリスは花が咲き終わった後に、掘り上げをするのですが、毎年、掘り上げる必要はありません。ほとんどの場合、数年に一度で構いませんので、その点でも他の球根植物に比べて手入れも楽な花です。

オキザリスの球根を掘り上げるタイミングは、土の上にある茎や葉がすべて枯れてしまったら掘り上げを行ないます。完全に枯れるまで思った以上に時間がかかるかもしれませんが、忘れてしまわないようにしてください。

鉢植えのオキザリスの掘り上げは1年から3年ごと、地植えのオキザリスは4年から5年ごとになります。

掘り上げは何か特別な方法がある訳ではなく、咲き終わったオキザリスの球根を傷をつけないように注意しながら、掘っていくだけで構いません。想像以上に小さく、球根の数も増えているかもしれないので、最初のうちは驚くかもしれません。

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掘り上げた球根についている土は落とすのですが、完全に乾いた状態の土なら落とすのはあまり大変ではないでしょう。球根は網に入れて日に当たらない、風通しが良くて湿気のない場所につるして次の植え付けの時期まで保管しておきます。

掘り上げをうまくするコツは、完全に枯れてしまうまで待つことです。ついつい早めに掘り上げてしまいがちですが、我慢して待ちましょう。目安としては秋咲き、冬咲きのオキザリスの球根なら、夏の手前まで我慢して待ちましょう。

【まとめ】

・掘り上げは毎年行なう必要は無い
・鉢植えよりも地植えは掘り上げの期間は長い
・土の上の茎や葉が完全に枯れるまで待つ
・日に当たらない風通しのない場所で保管

咲き終わったオキザリスは、掘り上げなくてもまた花を咲かせてくれますが、球根を弱らせないためにも掘り上げを行ないましょう。それに、そのままにしておくとドンドン繁殖して鉢いっぱい、庭いっぱいになってしまいます。