オキザリスの品種の内のひとつ「桃の輝き」なんだかおもしろい名前ですね。
その名の通り輝いているような濃いピンク色の花を咲かせます。
今回は桃の輝きの育て方についてご紹介します。

オキザリス 育て方 桃の輝き

オキザリス「桃の輝き」の特徴と育て方

・桃の輝きの特徴

5mmくらいの小さな球根で育つ桃の輝き。
球根と言うか両端がとがった種のような形をしています。
向きは関係なく、土の表面から1センチ程度の所にパラパラと蒔いて土を軽くかぶせてあげるだけで大丈夫です。
肥料も特に必要はありません。

9月か10月ごろに植え付けを行うと11月ごろに芽吹き、12月ごろに濃いピンク色の花を咲かせます。
つぼみや花が閉じた姿はくるくると巻いた傘のような形をしています。
夜や日の当たらない暗い場所では花を閉じますので、日中は日当たりのよい場所に置いてあげましょう。

桃の輝きは寒い場所を好む為、暖房の効いた室内で育てるのには向いていません。
耐寒性はありますが、多湿にやや弱いので霜や雨に注意をしましょう。
水やりは土の表面が乾いたら行います。

スポンサードリンク

オキザリスの品種「桃の輝き」を枯らさない育て方

・桃の輝きを枯らさないコツ
桃の輝きは多湿を嫌いますので水のやりすぎは禁物です。
水をあげすぎると根腐れを起こしやすくなり、枯れる原因となってしまいます。

・桃の輝きを枯らさずに夏越させる方法
桃の輝きは12月から翌年の2月ごろまでが花期で、冬に咲く品種です。
春から夏にかけて地上部の葉は枯れてしまいますが、球根は生きているので安心してください。
葉が全部落ちてしまったら根腐れを起こさないために水切りを行います。鉢植えの場合はそのまま日陰の涼しい場所に移動させて保管ができます。
庭植えの場合は水切り後に球根を掘り上げて保管する方法を取りましょう。
桃の輝きはたくさん分球をするので掘り上げて植え直す方法の方をとるとたくさん増やす事ができます。
何年も植えたままにしておくと球根が貧弱になってきますので、鉢植えの場合も植えっぱなしにせずに数年に1度は掘り返して保管をした方が良いでしょう。
無事に夏を越しましたら秋に再び芽吹きます。芽吹きを確認したら水やりを再開しましょう。

【まとめ】

オキザリスヒルタという別名もある「桃の輝き」園芸店などで見当たらない場合は別名で探してみると意外と見つかるかもしれません。
・12月から翌年2月ごろまで濃いピンク色の花を咲かせます
・球根は5mm程度の小さなもので、植え付けは9月ごろに行いましょう。
・土の中で球根を自然分球させます。増えすぎて土の栄養を奪い合うようになってしまうと球根が育たず貧弱になってしまいます。数年に1度は堀り上げか植え替えを行いましょう。
・夏は休眠期に入る為、葉は枯れてしまいますが球根は生きています。秋ごろに再度芽吹いて寒くなってくると花をつけます。
ピンク色の素敵な花は寒さで縮こまった心をほっこりさせてくれるのでおすすめです。