ガザニアの花は太陽がとても大好きで、日当たりの良い所で育てると元気に大きな花を咲かせます。曇りの日や雨の日には花は開かず、朝大きな花を咲かせても夜になるとしっかりと花を閉じます。
しかし実際にガザニアを育てると、夜に花を閉じるはずがまだ明るい夕方にしっかり閉じることがあります。日照時間が長い夏は夕方と言ってもまだ明るいのですが、先日見たガザニアの花は夕方4時頃にはしっかり花が閉じていました。これは何故でしょう?
【ガザニアの花が閉じるのはどうして?】
ガザニアは太陽の光が照り続けている間は、花を咲かせている性質があります。そして日が沈む頃にはガザニアも閉じます。
しかし先日見たガザニアの花は日が沈む何時間も前にもう閉じていました。まだ外はとても明るく、ガザニアが置いてある場所も日陰ではありません。
これはガザニアが置いてある位置に問題があります。
ガザニアは直射日光が当たる場所に置いてあると、日があたっている間は元気に花を開きます。しかしいくら影にならない場所でもガザニアに直射日光が当たらなければ、ガザニアは夕方になったのかと思って花を閉じます。
太陽は移動するので午前中に良く日があたる場所でも、夕方は日が傾いて直射日光があたらなくなります。ガザニアは常に日を当てなければ十分に育たないので、日が傾いて日当たりが変わるのにあわせてガザニアの鉢を移動したら夕方遅い時間まで花を開き続けます。
【まとめ】
ガザニアの花には直射日光が必要です。日が傾くとその場所が当たらなくても直射日光が当たらなくなります。それに気づかずに鉢を同じ場所においておくと、ガザニアは夜になったと勘違いして閉じます。日が直接あたらなくなったら、こまめに強い日差しがあたる場所にガザニアを移動しましょう。
また、花がたくさんついて混雑すると日当たりにムラが出て、花が開かなくなります。余分な花や葉は摘み取って、ムラ無く花に強い日差しをあててあげましょう。