花付きがよく花期も長い、花色が珍しく、病害虫にも強いと好条件がそろったクレマチス「プリンセスケイト」
名前は英国の王室にちなんでつけられています。
今回は世界的にも人気が高いプリンセスケイトについてご紹介します。
世界から注目されているクレマチス「プリンセスケイト」の育て方
プリンセスケイトは2011年にオランダで発表されました。
比較的最近の花ですが、美しい見た目から人気が高く品薄になるほどです。
・プリンセスケイトの花
主な開花時期は6月~9月。たくさんの花をつけるのが特徴です。
テキセンシス系と呼ばれる種類のチューリップのような形をした花の形をしています。
つぼみの色は赤紫色。開花すると美しい白色の花を咲かせます。
・プリンセスエイトの育て方
耐寒性、耐暑性共に優れているので育てやすい品種です。
真夏さえ避ければいつでも植え付け可能です。中でも最適な時期は涼しくなってきた9月半ば~10月ごろ。
根が下に伸びていくので鉢は直径15センチ以上(5号鉢)のものを選びましょう。
植え付けの際は地上部の1~2節が埋まるようにする深植えをしましょう。
プリンセスケイトは肥料により花が形成されます。
たくさんの美しい花を咲かせるためにも肥料を1か月に1回程度与えましょう。
園芸初心者の方はクレマチス専用肥料もありますのでそちらを利用するとよいでしょう。
湿気の耐性もややありますが、多湿を嫌うため水やりは土が乾いていたら午前中に行うようにしましょう。
人気のクレマチス「プリンセスケイト」の剪定方法
プリンセスケイトは強剪定が必要です。
強剪定とは育った節を短く切り詰めることをいいます。
開花が進み、花がらが出てきたタイミングで土から3節くらいのこしてばっさりと剪定をします。
剪定後2か月程度で二番花を楽しむことができます。
9月ごろに再度剪定を行うと冬前まで花を楽しむことができます。
冬場のプリンセスケイトは上部が枯れてしまいます。
春先に土近くの新芽を確認したら、地上より少し上の部分を剪定してください。
プリンセスケイトは新枝咲きと呼ばれる、新しい枝(つる)に花をつける咲き方をします。
古い枝は花をつけませんのでばっさりと切る事が必要なんです。
【まとめ】
品薄になるほど大人気のプリンセスケイト。
美しい花は目を引くこと間違い無し。
ぜひ気品あふれる花を実際に楽しんでください。