カトレア・インターメディアはカトレア原種のひとつでブラジル原産のカトレアです。特徴としては、花色の種類が多く背丈も小さく、花持ちも2~3週間続きます。日本でも栽培がしやすい品種です。
今回は多彩な色をもつカトレア・インターメディアの中のアルバについて紹介します。
カトレア・インターメディア・アルバは何色の花を咲かす?特徴は?
カトレア・インターメディアは、中輪咲きで非常に丈夫なことが長所といえます。冬の寒さと夏の日差しや乾燥にも強い品種です。
よくカトレアの栽培には、温室が不可欠だと思われがちですが、カトレア・インターメディアの場合は、日本の地域の中では、必要ないことも多いようです。(ただし、北の方でのかなり低い氷点下ではさすがにダメです。)
カトレア・インターメディアの開花期は冬~春が一般的ですが、丈夫な品種のためか育て方によっては違う時期、例えば、秋にも咲くことがあるようです。
また、うまく栽培できれば、2輪咲きを咲かせることができます。
ただし、欠点もあるようで、豊かな香りが特徴のカトレアの中で、残念なことに香りはほとんどないようです。
カトレア・インターメディア・アルバのアルバは「白の」という意味です。
つまり、カトレア・インターメディアの中で白い花ということになるわけですが、カトレア・インターメディアは、セパル(萼片)、ペタル(花弁)、リップ(唇弁)、カラム(蕊中)まで、花を構成するすべてのパーツが白でできています。
カトレアは種によって多少形が違ってきます。カトレア・インターメディアの場合は、セパルとペタルがほぼ似たような形をしているものと、セパルは細いが、カラムがなければペタルがリップと同じよう太くなっているものもあります。
まとめ
カトレア・インターメディアは、育てるのがやさしい品種と言われています。また、花色がとても豊富なことも特徴なので、探せば、探すほど見たことのない色に出会えるかもしれません。
そして今回紹介した、カトレア・インターメディア・アルバは色彩豊かな品種が多いカトレア・インターメディアの中で異彩を放つ白色のカトレアです。白色のカトレアが2輪咲きする姿を見ると、とても癒されるのではないでしょうか。