大きめのカトレアは、成長するとシースがついてそこから蕾が出てきてからお花が咲きますが、ミニカトレアと言われている小さなカトレアは、主にシース自体がなくて、新芽の葉が開いたらもう既に蕾が備えられているものも多いです。

ミニカトレアでそのパターンの新種の種類は、プミラやワルケラナ、コクシネアなどで、こちらは小さいカトレアの原種を使い、改良されたのです。例えば、大きめのカトレアでもほとんどはシースが出てきますが、シースの出る品種であっても株がしっかりと成長してしまった場合にはシースがなくても花が咲くパターンもあります。その際に、シースが出ていないからと言って、花が咲かないわけではないのでご安心ください。

また、シースがあったとしても株の状態が悪かったり花が付きにくい品種だと蕾が出てこないこともあります。春に花が咲く品種でも、開花時期になっていないのにシースが枯れることもあります。その場合は条件が全て揃っていれば枯れた所から蕾が出てきます。

カトレアのシースを切るとき

カトレア シース 切る

カトレアはある種類を抜いて、一定の開花時期があります。調子が良ければ二回新芽が伸びてくるのですが咲くのは一回だけです。

カトレアは、新芽が伸びるごとに開花します。花が咲き終わってしばらく経つと自然に枯れてきてしまいますので、消毒済のハサミ等でカットしましょう。

ウイルス病を予防するためにも90度以上のものが良いとされています。普通ならば無理やりきることはしなくても良いのですが、もしシースに雨が溜まってしまったら、その水で軟腐病が発生してしまう可能性があるので、その予防としてカットすることも大事です。

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シースがない場合は花が咲き終わったら自然に落ちます。放置しても良いが、葉を傷つけないくらいにカットするのも良いでしょう。

まとめ

シースなしありに関わらず、茶色くなって枯れてからでもカットするのは平気なので、葉を気にしつつカットするのがベストではないかと思います。