皆さんは自分が気に入ったゼラニウムをお花屋さんやホームセンターで購入してくると思いますが、お気に入りのゼラニウムをお裾分けしたり、増やしたいと思いますよね。ゼラニウムはどうすれば増えてくれるのでしょうか?どうやら挿し木と言う方法でゼラニウムは増えてくれるようです。今回はゼラニウムの挿し木のやり方を調べてみたいと思います。
ゼラニウムの挿し木の時期
ゼラニウムは気温と湿度が適正であれば1年中挿し木で増やすことが出来ます。が、湿度が高い梅雨時期や高温が続く真夏、気温が下がる冬はできれば避けたほうが良いです。
また挿し木をしてから育つ時期を考えるとゼラニウムの挿し木をするのに最も良い季節は春と秋です。
ゼラニウムの挿し木のやり方
ゼラニウムを挿し木する際はまず、水はけの良い土を用意します。草花栽培用の土でもパーライトやバーミキュライト、ピートモスを混ぜた人工培養土でも構いません。土は弱酸性にします。
鉢などに土を用意して、水やりをして湿らせます。割り箸や、指などで土に穴を掘ります。掘った穴に挿し穂を入れます。挿し穂というのは元のゼラニウムから捕った芽や茎、葉の部分を言います。軽く土をかけて挿し穂が倒れないようにします。2~3週間すると根が出てきますのでしっかり定着したのを確認して5~6週間立ったところで植え替えます。
ゼラニウムの挿し木の切る場所
ゼラニウムを挿し木する部分は天芽挿しでも管挿しでも増やすことが出来ます。
天芽挿しは茎の生長点から先端部を切り取って挿す方法で、管挿しは茎の部分を切り取って挿す方法です。葉の部分を挿す葉挿しも可能ですが、古い葉の場合は根がつかないこともあるので葉を使う場合はなるべく新しい葉を使用します。
ゼラニウムと名の付くものならほとんどが挿し木で増殖可能です。
まとめ
ゼラニウムは、芽でも、茎でも、葉でも挿し木で増えてくれる。葉を使う場合は若い葉を使用すること、土は水はけの良い土を用意して弱酸性にする。土に植えて3週間すると根が生えるので根が定着したのを確認して5~6週間立ったところで植え替えて2週間くらいで花が咲き始めます。
もし街で珍しいゼラニウムを見かけたらひと声かけて葉っぱか芽を分けてもらい増やして見てはいかがでしょうか?あ、勝手に摘んでいくのはマナー違反なのでくれぐれも注意してくださいね。