観葉植物のグズマニアは、どの品種も色が鮮やかで華やかな雰囲気をもちます。一般的に、観葉植物のグズマニアの流通は、小型・中型・大型と分類されて販売されていますが、小型のグズマニアで一般的に出回っている品種ならグズマニア エンパイアが有名です。そこで、観葉植物のグズマニア エンパイアの花の色や特徴についてご紹介します。
【観葉植物のグズマニア エンパイアの花の色と特徴】
観葉植物のグズマニア エンパイアは、観葉植物としては広く流通されている植物です。グズマニア エンパイアは、小型のグズマニア・リングラタ品種で、花の色は、赤橙色のパッション系の花の色で鮮やかです。葉っぱは濃い緑色をしています。グズマニアの花は、実際は小さい花で中心にあります。
鮮やかに見えている花びらのような部分は、花ではなく葉っぱが変化した「苞」の部分です。グズマニアの花は、一度咲いてしまうと枯れるのが早いという特徴がありますが、花びらのように見えている「苞」は、3ヶ月から5ヶ月ほどは色あせることもなく見事に鮮やかな色を長期間見せてくれるのが特徴です。
グズマニアは、青々とした緑の葉っぱも花苞の引き立て役として見事に四方に開きますが、グズマニア エンパイアの「苞」は、あまり長く伸びないのも特徴です。
もともとグズマニアは、パイナップルの仲間で樹木の上などに着生する「着生植物」として生育し、葉は20~60cmほどにも成長します。観葉植物のグズマニアは、この光沢のある細長い葉っぱを四方に広げて長く伸びていきます。グズマニア エンパイアは、比較的育て方が簡単で、筒状の部分にしっかり水が溜まるほど水やりを行って、適した環境下におけば元気に育ちます。
ただし、常に古い水が溜まっている状態だと腐ってしまうこともあるので、筒に溜まっている水が自然と入れ替わる程度に注いでいくことも大切になってきます。色があせてきたら、子株に栄養が行き届くように、色があせた花は取り除いて育てていきます。
グズマニア エンパイアは、小型の品種なのでテーブルの上や玄関などに乗せておくと可愛らしく室内にワンポイント、色が入ったようになじみますよ。
まとめ
観葉植物のグズマニアは他の植物と違って、水を溜めて吸い上げて成長していくというのは大きな特徴といえますよね。
では、グズマニア エンパイアのおさらいをしておきましょう。
□観葉植物のグズマニア エンパイアの花の色と特徴
・小型のグズマニア・リングラタ品種
・花の色は赤橙色
・グズマニア エンパイアは「苞」が、あまり長く伸びないのが特徴
最近は、グズマニアの人気が高まって様々な品種が流通しているので簡単に手に入ります。まずは、小型のグズマニア エンパイアから育てていってみてはどうでしょうか?