グズマニアは、どの花も色が鮮やかでパッとした華やかさが感じられます。そんなグズマニアの中で、きれいな光沢を見せてくれる花がグズマニア マグニフィカです。そこで、グズマニア マグニフィカの花の色や特徴などについてご紹介します。
【グズマニア マグニフィカの花の色や特徴は?】
グズマニアの原産国は、熱帯アメリカです。開花期になると赤や黄色、オレンジ色やピンク色などの花びらが天に伸びるように咲きます。グズマニア マグニフィカは、学名で「Guzmania Magnifica」正式名称は「アナナス類グズマニア グズマニア マグニフィカ」で、パイナップル科グズマニア属の花です。グズマニア マグニフィカの花の色には、明るい色で赤や黄色など様々です。葉っぱには白色の縞斑が入るのが特徴で、この葉っぱがよりマグニフィカの花びらを際立たせています。
ただ、実際花の部分は中心にあるもので、花びらのように見えているのは、葉が変化した苞の部分です。この苞は、色があせるようなこともなく、数か月間もの長い間その美しさを楽しませてくれます。グズマニア自体は、一度花を咲かせた株をもう一度育てても、そこに花をつけることはもうありません。基本的に、植え替えをして子株を育てて、その子株から新しい花を誕生させる育て方になります。グズマニア マグニフィカは、小鉢から中鉢に向いている花で、育てる環境は年間を通して半日陰を好む特徴があります。直射日光があたってしまう場所で育てると、いずれ葉先からどんどん枯れていくようになります。
また、花や葉っぱは筒状になっているので、この部分で水分を溜めるという特徴も持ち合わせています。その為、成長期には、常に株の筒状になっている部分に水を貯えておくことがポイントになってきます。
グズマニア マグニフィカの水やりは、土の表面が乾いてきたら水を葉っぱの上からたっぷりと与えるようにして、冬は、逆に葉筒に水を溜めないように、表面の土が乾いた時点で用土に水やりを行うようにします。グズマニア マグニフィカを越冬させる場合の管理は、乾燥気味にして水やりは控えて管理するのが望ましいです。グズマニア マグニフィカは、比較的寒さには強いので、温度は8℃以上なら越冬が可能です。
グズマニア マグニフィカの増やし方は、葉っぱと葉っぱの間から子株が顔を出してくるので、この子株の葉っぱが10枚以上になったら、親株から子株を切り取ります。後は、根元を水苔で覆うようにして3号鉢に植え替えて育てます。開花は、少し年数がかかり1年から長いと数年かかります。それだけ時間がかかるので、花を咲かせるようになると愛着が湧いてまた大切に育てていきたくなる花です。
まとめ
グズマニア マグニフィカは、短命の花ですが一気にきれいな花を咲かせて静かにその命を消し、次の子株へと命をつないでいくところに力強さがありますよね。
では、グズマニア マグニフィカについておさらいしておきましょう。
□グズマニア マグニフィカの花の色や特徴
・花の色は赤や黄色など明るい色
・小鉢から中鉢に向いている
・半日陰を好む
・常に株の筒状態になっている部分に水を溜める(冬は溜めない)
・比較的寒さには強いので温度は8℃以上なら越冬が可能
グズマニア マグニフィカは、華やかでいろいろな色の花を咲かせます。パッとした明るさあるのでギフトとして贈る花としてもベストなお花です。