熱帯地域に自生する観葉植物のグズマニア。グズマニアの花の色は鮮やかな色が特徴で、赤や黄色、オレンジ色や先端に行くほど色が変わるなど種類が色々あります。グズマニアは、パイナップル科のグズマニア属です。ということは、パイナップルと同じということになりますよね?

そこで、観葉植物のパイナップル科グズマニアの特徴と、パイナップル科グズマニアとパイナップルとどう違うのかについてご紹介します。

観葉植物 パイナップル科 グズマニア

【観葉植物のパイナップル科のグズマニアの特徴!パイナップルと違う?】

観葉植物のパイナップル科のグズマニアの一番の特徴は、花といえるかもしれません。とはいっても、実は、花のように見えている部分は、花ではなく葉っぱの一部で花苞(苞状葉)と呼ばれているものです。グズマニアの本当の花は、その花苞(苞状葉)の間に小さく咲いている部分です。観葉植物のパイナップル科のグズマニアの魅力は、細長く光沢のある葉が、放射線状に四方に広がり真ん中の花苞が鮮やかな色を見せているところです。

 

また、茎の部分は短くなっていて、それぞれの茎が重なって筒の形をしています。この筒状の中は、水が溜まるような構造になっていて、グズマニアは、ここに溜まる水を吸い上げんがら育っていくという、一般の植物とは大きく違う特徴があります。これは、そもそもグズマニアが、他の木々に着生する「着生植物」なので、根には水分吸収の役割がほとんどないからです。

その為、観葉植物のグズマニアを育てる時の水の与え方は、この筒状の葉の部分に水を溜めるような水やりを行って育てていきます。もう一つ、グズマニアの生育サイクルにも変わった特徴があり、一度花が咲いた株はもう枯れるだけですが、その株元から育った子株を育てると、またいい花苞を咲かせていくということを繰り返していく花です。子株から子株へと繰り返して花を咲かせていくわけです。

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では、観葉植物のパイナップル科グズマニアとパイナップルは違うのでしょうか?実は、この二つの植物は同じ仲間です。つまり、同じパイナップル科の植物です。どちらも植物として「アナナス」という別名もあります。観葉植物のパイナップル科グズマニアは、熱帯アメリカが原産ですが、それはパイナップルも同じです。

なので、一般的に売られているパイナップルの果実の上の芽から、グズマニアとして育てることも可能なんです。二つに違いはなくどちらも同じパイナップル科のグズマニアとパイナップルとして存在しているわけです。

まとめ

観葉植物のパイナップル科のグズマニアは、他の植物とは違った特徴がたくさんありますが、それでいて実はパイナップルと同じ仲間だったんですね。

では、ここで紹介した内容をまとめておきます。

□観葉植物のパイナップル科のグズマニアの特徴

・花のように見えている部分は、花ではなく花苞(苞状葉)

・茎が重なって筒の形になっていて、そこに水を溜めて育つ

・一度花が咲いた株はもう枯れる

・株元は枯れても、子株を育てることができる

・観葉植物のパイナップル科グズマニアとパイナップルは同じ仲間

・パイナップルの果実の上の芽からグズマニアとして育てることも可能

うまくいけば、果物屋で売られているパイナップルの芽からグズマニアを育てていくことができるのが驚きですよね!