カンナ ファシオンは、鮮やか原色のような色の花びらと、大きな葉っぱと葉っぱの斑状の柄も魅力的な花です。カンナは、初心者の方でも育てやすく、難易度は高くはない花ですが、カンナ ファシオンを育てるなら苗から育てたほうがいいのでしょうか。
そこで、カンナ ファシオン育て方の注意点を中心に、カンナ ファシオンは苗から育てるべきかなどについてご紹介します。
カンナ ファシオンは苗から育てるのがいいの?育て方の注意点は?
カンナ ファシオンは、他にもカンナ ダーバンという呼び名があります。これはどちらも同じ種類のカンナです。花は、基本的に球根や苗から育てるのが比較的簡単です。球根の場合は、植えてしまえば後は芽が出るまで放っておいてもいい花もあります。カンナ自体は、育てやすく初めての方でも扱いやすい花なので、苗から育てていくのがいいでしょう。
カンナ ファシオンは、咲き始めると大きな葉っぱと鮮やかな花で、他の花と比べると背丈も高く存在感の強い花ですが、苗から植えて他の植物とコラボさせて楽しむこともできます。カンナ ファシオンを育てるコツは、必ず日が良くあたる場所で育てることです。
カンナ ファシオンは、熱帯性の植物なので日当たりのいい場所を好み、寒さを苦手とする性質があります。さらに、水やりはたっぷり行うようにするのもコツです。カンナ ファシオの水やりのタイミングは、鉢植えの土の表面が乾いたら与えるようにします。ただ、土植えの場合は、土の中にも水分が含まれているので、乾燥する日が長く続いたら水やりを行う程度で大丈夫です。
また、カンナ ファシオンは、花が咲き始めると長期間にわたって次から次へと咲き続けます。この期間は、花が開くのが途切れないように、肥料を与えて生長を促すのも大切なポイントになります。肥料については、開花している時期に肥料切れが起きないように、肥効が長く続く肥料を用いるようにしてください。
7月上旬ごろになったら、追肥として化成肥料を与えますが、カンナ ファシオンに直に当てないように株元に置き肥を行います。鉢植えなら、鉢植えの縁側から撒いていくとうまく与えられるはずです。他にも月に2回ほど水やりの代わりとして液肥を栄養分として与えていきます。このように肥料を与えていくことで、長く花を楽しむことができます。
まとめ
太陽の光を好むカンナ ファシオンの育て方は、とにかくよく日をあてることが大切です。もともと熱帯原産のカンナなので、太陽をたっぷり浴びることで大きく開花させてくれる花です。では、もう一度カンナ ファシオンについておさらいしておきます。
・比較的育てやすい花なので苗から育てるのがおすすめ
・育てるコツは、必ず日が良くあたる場所で育てること
・水やりは、鉢植えの土の表面が乾いたタイミングで与える
・土植えの場合は、乾燥する日が長く続いたら水やりを行う
・花が開くのが途切れないように肥料を与える
カンナ ファシオンを大きく育てて、真夏の暑い季節だからこそ元気な花を咲かせてもらって、そのパワーを分けてもらいましょう!