カンナの球根は、お店や通販でも購入できるので手に入れやすいですよね。カンナを育てるなら、球根から育てる方法が簡単で、花の栽培に慣れていない方にもおすすめです。
そこで、カンナの球根の育て方を中心に育て方のコツや、カンナを長く元気な花を咲かせる手入れ方法についてご紹介します。
カンナの球根の育て方!育て方のコツや手入れ方法!
カンナの球根を植え付ける場合は、気温に注意しましょう。もともとカンナは、熱帯地域で元気に生育する植物です。植える目安の気温は、20℃から25℃です。あまり早く植えてしまっても、温度が低いうちは発芽しにくく発根もしません。
カンナの球根から花を咲かせるまでの育て方のコツとしては、地植えなら植える場所、鉢植えなら管理する場所は、よく日の当たる暖かい場所にしてください。地植えの場合は、日が当たることと水はけが良い場所であることも重要です。カンナの育て方の基本は、絶対条件として良く日の当たる場所で管理することです。
カンナの球根を植え方は、地植えなら、土が球根の上に5cmから6cmはかかるように横向きで植えます。カンナの根は、酸素を好む性質であることと、地表に多く分布する性質があるので、地植えの場合は、深植えはしないようにしてください。鉢植えの場合は、球根の上に4cmから5cm程度の土がかかる深さを目処に植えます。使う用土は、3割の腐葉土が混じった培養土が適しています。
カンナの球根の芽が出始めたら、太陽の光が当たる場所で、水やりをたっぷり行います。酸素と水を多く必要とするカンナの根は、土が乾くとそれだけ生育が悪くなるので、こうすることで根張りも良くなります。
カンナの花が咲くと、数か月と長い期間咲き続けるので、定期的に花柄を取り除いて見映えを整えて手入れをします。また、長くカンナを咲かせるには、生育中に肥料切れをさせないのも育て方のコツです。肥料は、効果が長続きする肥料を使いますが、有機物が多い用土ならカンナの根はよく育つので、植え付ける時の土に元肥として、ピートモス、堆肥や腐葉土などを土の量の3割程度ほど混入しておきます。
7月の上旬ごろになったら、追肥として化成肥料を置肥して株元に与えます。あとは、月に2回ほど水の代わりに液肥を与えて手入れをしながら育てていきます。ただ、追肥は、窒素過多にならないように注意してください。カンナは、丈夫で力強い性質を持ってはいますが、寒さを苦手とするので、花を終えた後の冬の時期は、球根を掘り上げて管理するのが適しています。
まとめ
複数の球根を地植えする場合は、球根の間隔を30cmから40cm離して植えるようにしてくださいね。では、カンナの球根からの育て方についてまとめておきます。
・温度が低いうちは発芽しにくく発根しない。
・植える目安の気温は、20℃から25℃です。
・よく日の当たる場所で管理する。
・土が球根の上に5cmから6cm、鉢植えなら4cmから5cmの土がかかる深さを目処に横向きで植える
・定期的に花柄を取り除いて見映えを整えて手入れする
・元肥は、ピートモス、堆肥や腐葉土などを土の量の3割程度ほど混入
・7月の上旬ごろになったら追肥として化成肥料を置肥して株元に与えます。
・月に2回ほど水の代わりに液肥を与える
カンナの球根を植えたら、芽を出させて夏の暑さの中でも力強く咲くカンナを楽しみましょう。