オギサリスはカタバミの仲間で日本に30種類ほど生息し、年間を通してオギサリスの花を楽しむことができます。オギサリスは品種によって開花時期が全く違います。性質や生育環境も品種によって異なり、低木状のものもありますし、地中に球根を持つもの、多肉植物のようなものまであります。花の色も白、黄色、紫、ピンクと様々です。では冬に楽しめるオギサリスはどのような品種なのでしょうか?
冬に咲く花、オギサリス
オギサリスは前述した通り、品種によって開花時期は様々です。四季咲きのような性質を持つものもあります。オギサリスの冬咲きの代表的な品種はバーシーカラー、グラブラ、ヒルタ、ボーヴィーなどがあります。バーシーカラーは白い花をつけ、花つきがとてもよく、丈夫で寒さに強い品種です。グラブラは晩秋~冬に桃色の花を咲かせます。三枚に分かれた細長い緑葉です。30cm程度まで伸びるしっかりした枝に、一輪ずつ赤紫の花を咲かせます。他の種類とは雰囲気が違います。丈夫で暖地なら越冬します。ボーウィーは、戦前戦後を通じて冬の鉢花として人気がありました。緋紅色の暖色系の花と丸みを帯びた照葉は、色彩の乏しくなる季節を飾る、庶民の花でした。
オギサリスは冬にも楽しめる花
オギサリスは丈夫で、品種によっては冬に花を咲かせるものもあることが分かりました。では、耐寒性はどの程度のものなのでしょうか?
オギサリスの耐寒性も品種によって変わってきます。春~夏咲きのアフリカ原産種などは寒さに弱く、最低でも5℃以上の環境が必要だと言われています。一方、寒さに強い品種は群馬県の-7℃の環境でも冬越しをしたというものもあるそうです。
【まとめ】
オギサリスは輝く心、決してあなたを見捨てませんという花言葉をもっています。寒さに強く、雑草のように強い生命力をもっています。このことが決してあなたを見捨てませんという花言葉の由来となっています。輝く心の花言葉の由来は昔、金属をカタバミの葉で磨いていたことから来ています。冬に咲く花は比較的珍しく、オギサリスの場合はとても丈夫です。色合いも豊富なため冬にも楽しめる花の代表各とも言えるでしょう。